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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2011年01月19日 (水) | 編集 |
もう2ヶ月も前になるけれど、怪談のオフ会に行ってきた。

ファンキー中村という、テレビにも出ている怪談師がいる。この人が、ファンキー中村さん。見たことある人も、多いと思うのだけど。



彼が、「全国それぞれの地方で、気軽に怪談を語ったり聞けたりする集まりを作れたらいいね」 と、ミクシイ内コミュニティ「不安奇異夜話」で提唱したのが「怪談地方自治体」という構想。それの南関東支部会合があった。

怪談好きの集まりといえば、あたくしも、そのはしくれ。参加せねばならないよね。それに、どんな変人が集うのか見てみたい、イヤラシイ心もあった。

それが、いざ蓋を開けてみれば、会社社長や、フリーで活躍してる人がいる。年齢層も、あたくしより上の人も多い。普通どころか、ばりばり頑張ってる人たちなのだった。

すなわち、社会的底辺かつ変人は、みなさまじゃなくて、おれさまだったという現実。初手から、気持ちがどんより。

おまけに、「ひとりずつ自己紹介しましょうか」ということになり、心中、楳図かずおのキャラ顔で「ギャー」と叫ぶ。

あたくしは超絶人見知りなのである。ブログでは調子いいこと書いてるけど、実際に会うと極端に無口なのである。隅の薄くらがりに潜んで気配を消し、じっとり湿度の高い目で、あたりをねめまわしているの。

マンガ『伝染るんです』に出てくる、心に傷を負った包帯男にメガネをかけさせると、あたくしができあがる。

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↑コイツ、コイツ。鏡みてるみたい! そりゃ、コンビニのねーちゃんもチケット投げてよこすわけだよね!

この日も、心落ち着く定位置である、最後列、部屋の角の席に座っていた。それがアダとなって、順番が最後ですって。いやだもう、大トリじゃないの。大喜利なら、あたくしが落とさなければならない。

たかが自己紹介程度のことで、頭がまっしろになるほど緊張した。きゃあ、足がふるえるわ。

そして、満座の期待を、一身に背負った自己紹介がこれ。

「心霊サイトを運営してます。ですが、幽霊はいないと思ってますし、心霊スポット探索とか悪趣味なんで、やめようと思ってます」

せっかくの怪談オフ会で、これから盛り上がろうというときに、言ってはならないことを、ことごとく言いはなった。

ダメな自己紹介の見本。社会人失格。KYもいいとこの、キ×ガイ中年。戦国の昔ならば、敵中に突撃して討ち死にするか、腹きって詫びねば事がおさまらないところである。

席についたあとの虚脱感といったら、どうであろう。

「おれって、だめな男……」

と、ひさびさに本物の自己嫌悪にさいなまれる。怪談聞きにきて、聞く前から自殺したくなるという人生。

……という、ダメなおのれを余すところなく紹介したという意味では、真の自己紹介だったかもしれないと今にして思うの。あ、また書いてて死にたくなったわ。

怪談がはじまった。

みなさまの怪談は、さすがにおもしろ怖く、とても楽しかった。

おれさまの心は、大失態の痛手から回復できないまま、部屋の隅でひたすら、どんより沈んでいた。

11月末のできごとを、ようやく今ごろになって書いている。置かねばならなかった、ふた月という時をもって、おちこんだ闇の深さを推察されたい。

という話を前フリにして、次回につづく。

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コメント
この記事へのコメント
みとさま、いらっしゃーい。
いつもありがとうございます。

みとさんも苦手でしたか。
仲間、仲間ー。

いくつになっても慣れませんわね。
むしろ、おっさんになるごとに苦手が増している気がします。
うまくできて当たり前……の気持ちがあるからかなー。
2011/01/21(金) 18:06:16 | URL | たれぞう #-[ 編集]
うふふ・・続きを楽しみにしています
(PCは週一くらいでしか立ち上げないけd)

私も自己紹介が苦手です
皆の注目を浴びるのが苦手、声は上ずり震えカーっと体温が上がります

おしゃべりは好きなんだけどねー
2011/01/19(水) 14:25:46 | URL | みと #-[ 編集]
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