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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2010年05月23日 (日) | 編集 |
・百億の星と千億の生命 / カール・セーガン(新潮文庫)
 一般人向けの平易な著作をたくさん残してくれたセーガン博士の最後の著作。ふつうの人が科学に親しむことを、セーガン博士は大切に考えていた。科学を分からないと放りだすことは、分かる一握りの人たちに運命をゆだねてしまうことでもある。それは危ないことなのだよ、と博士は繰り返し言う。なにより、知ることは楽しいもの。食わず嫌いは、もったいないさ。

・ワンダフル・ライフ / スティーヴン・ジェイ・グールド(ハヤカワ文庫)
 カンブリア爆発のころにあらわれた、奇妙奇天烈な生物たち。パージェス頁岩に残る化石から、進化とはなにかを考える本。ただ、この本の内容は新しい研究が進み、異論が出ているとのこと。

・綿いっぱいの愛を! / 大槻ケンヂ(角川文庫)
 ごぞんじ、オーケンのエッセイ集。すらすら読めちゃう、らくちんな本。寝る前に、心をあっためるにはいいんじゃないでしょうか。

・へんな兵器 / 広田厚司(光人社NF文庫)
 第二次大戦で登場、あるいは研究された、珍妙兵器たち。古本屋で100円売りしてたから買ったけど、値段相応かな……。

・軍師二人 / 司馬遼太郎(講談社文庫)
 短編集。表題作の「軍師二人」は、後藤又兵衛と真田幸村、才能あるもの同士の自負と意地が、しずかに葛藤するさまを描く。この人間のとらえ方は、さすが司馬センセーです。

・蝉しぐれ / 藤沢周平(文春文庫)
 子供のころの淡い恋心を軸に、生きることを描く。逆らえない運命も、消えない想いも、あらたに得た幸せも、じっと抱えていく人生。難しい言葉は使わないのに、不足のない描写。ことばの美しさというものの、一つの形をみた気がしますん。
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