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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2010年01月30日 (土) | 編集 |
近況あれこれ。

◆PCが壊れた。前から調子のおかしかったHDDが、がりがりごりごりぎゅぎゅーんと、切ない音をたてたの。

いよいよ寿命である。クラッシュして、はあはあ動画のあれこれがお陀仏になってしまうまえに救出すべく、弟の中古パーツを分けてもらい、PCを一台でっちあげたぜ。

少し性能アップして快適。とはいえ、UOとユーチューブがあたくし用途の中では重い処理なので、目立った差はないのだけれど。

◆amazonで、児島襄の「講和条約」中公文庫全12巻の古本を注文。送料込み約5000円。これでようやく、児島襄の文庫が揃った。きゃー、嬉しいわ。

さらに「将軍突撃せり 硫黄島戦記」も注文して、配達待ち。こちらは送料込みで940円だぜ。

なかなか児島襄を読んでいる人と出会わない。菊池寛賞、紫綬褒章を受けた人なのだけど、いまいちマイナーなのよね。ミクシイにもコミュニティがないし。

◆某所で連載してるインチキ歴史小説は、携帯だと読みづらいという意見をいただいたの。

あのブログだと仕様が変えづらいことが分かり、一回分の文章量を減らすか、どこか違うブログサービスに引っ越すか思案中。それとも、またHTML書いてホームページを手作りしようかしら?

◆図書館へ行った。遠藤周作を数冊借りてきた。

本を選んでいると、

「さがしている本があるんです」

と、でかい声が響いた。

「どのような本をお探しですか」

「えーと、ちょっとタイトルも著者の名前も分からないんですが。わたしは、いろいろなものに興味があるんですが、最近は、子供のことに興味があるんです。えーと、最近はテレビなどでも、子供のことが多く取り上げられてます。そうですね、たとえば、児童虐待なんかです。わたしは児童虐待に興味があって、いろいろ調べたりしてるんです。それで、どういう児童虐待の種類があるのかとか、できれば児童相談所の職員の手記みたいな現場の声が分かるような本があればいいんですが、えーと、児童虐待にはいろいろな種類がありまして、児童虐待というとみなさん叩いたり蹴ったりする暴力を思い浮かべるんですが、それだけではなくて精神的な虐待というものがありまして、そうですね、育児放棄なんかというのも児童虐待だと言われてます。ネグレクトといいます。いま日本ではネグレクトが大変に問題となってましてですね、わたしはそれに興味を持って調べているんです。実は、文章を書く仕事なんかをしてる者なんです。それで、とくにタイトルも著者も知らないのですが、児童虐待というもの、児童虐待の実際について書かれた本があるといいと思うんです。なぜなら児童虐待というのは……」

図書館中に響く大声で、児童虐待の説明をしはじめる男。

あたくしは頭のてっぺんに、妖怪アンテナならぬ、変人アンテナを持っている。危険な周波数の電波を感知して、ピピーンと毛がそそりたつ。ああん、残り少ない毛が、毛根が酷使されている。あたくしの毛髪が不自由なのは、いままで周囲に奇人変人ばかりがいたからだと信じて疑わない。

カウンターが見える位置に、さりげなく移動してしまうのは性というものであろう。

男はあたくしと同じか、少し若いくらいの年代。もじゃもじゃ頭に太めの体型。雰囲気は、立花隆と木村拓哉を足し、高木ブーを混ぜたあとに、木村拓哉を引いたような感じ。ちょっと冴えない風貌である。男は説明が下手なくせにやたらと饒舌で、困惑顔の司書さんに、延々と児童虐待の概念を説明しつづける。

それはシンプルに、「児童虐待のような、子供の育成に関する本はどこにありますか?」とでも聞けばすむ話ではないのか?

何分たっても終わらない男の説明に、あわてて別の司書さんが走っていった。青少年関係の本を確認している。やがて、司書さんに案内されて、その棚にやってきた男。

「へー、こんなに本があるんだ。ああ、十分だ。これなら十分だねえ。いやあ助かるなあ。これで本を書けるなあ」

しきりと独り言をもらす。でっかい声で。それはもう周囲に聞かせようとしてるよね? さっきの、「俺は物書き」なんちゅー発言も聞かせようとしてたよね?

恥ずかしながら、あたくしも教育の問題には興味があって、ひととおり本を読んだ時期がある。今、男が立っている同じ棚の前で時をすごした経験があるから分かるのだけど、ここの図書館は、通り一遍の本しか置いていない。なぜなら小さな分館だからである。市の図書館本館は別の場所にある。

興味あって問題を調べてるやつが、一冊も目当ての本を持たずに図書館にくるか。まして、物書きが調べものしようというときに、わざわざ蔵書数の少ない分館に来るかボケぇぇぇぇぇぇ。

物書きが、そういう図書館事情を知らぬなど有り得ぬのであって、お前は自称物書きだな! 絶対そうだな! お前が物書きならば、俺も物書き。市井の変人を記録にとどめる、小司馬遷。あるいは、レッサー司馬遼太郎。ゆえに、汝の行状は「変人列伝」たるこのブログに永遠に書き留めることにした。

てことは、このブログは「史記」? といよりは「弛記」な雰囲気。ものすごく、しょーもなー。
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