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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2010年01月23日 (土) | 編集 |
みなに訊ねる。冬に食べるアイスは、どーしてこれほどまでに美味しいのであろうか。

すっかり冬アイスの虜になったあたくしは、一日一個のアイスを食べることを己に課した。一週間分のアイスとして、あれこれ七つ買ってきた。胸に七つのアイスを抱える男である。あら、なんかちょっとかっこよくない?

なお、心にも七つの傷をもっている。うそうそ、七つどころじゃないぜ。いえーい。

あたくしは毎日晩酌している。昔は、しっかりと腹にたまるものを、たくさん食べないと飲めない体質だったのが、つまみが要らなくなった。ポテチでぐいぐい飲めるようになった。あと数年すれば、漬け物で酒が飲めるようになり、死ぬ間際には塩だけでよくなるかもしらん。

今日のアイスは明治エッセル・スーパーカップのバニラ。おいちーい。若い頃は、イチゴやら、メロンやらに心が揺らいでいたが、バニラに戻るね。王道だね。本質だね。芸術だね。

アイスを食べた。氷結レモン味を飲んだ。

すると、どうであろう。(司馬遼太郎風)

キャー、なにこれ、まろやかじゃーん。うまいじゃーん。カクテルみたいじゃーん。と、あたくし感激。アイスをつまみに酒を飲むことを覚えた。レベルが一つあがった。なんのレベルかは知らない。

ただし、このあたりべろべろに酔っている時の味覚であるからして、本当に美味しいのかどうかは保証されない。

氷結一本で、アイス一個。ああ、うまいうまい。

氷結4本め、アイス4個めに手がかかったころ。身体に異様な震えがきた。一人関東大震災。震源地は、あたくし。あたくし一人で震度7。止まらない、止まらない。あらー、なにかしらこれ。

鏡を見た。唇が紫に変色していた。キャー。我ながら、すごくキモーイ。

そういえば若かりし昔、大好きだった女の子とちうちうしていたときのことである。ちうちう、はあはあして、女の子の目を至近距離で見つめていたら、その子の目がキョトキョトっと動いた。

なんだ、どこを見てるのだ? なんだなんだ? と思ったら、その子は、こらえきれない風にくすりと笑い、

「なんか、へんな顔だにゃー」

と言ったのである。ウワアアアアアア。超ショックー。自分でも分かってますけど、なにも、今いわなくてもええやんか、ええやんか!

そんな想い出が雄叫びあげながら脳裏を駆け巡る。青黒いとも紫ともつかぬ、不気味な色の唇を見つめながら、今日もとっても死にたくなった。また「老師と少年」を読まないと……。

冬のアイスには、十分注意されよ。切ない想い出を抱えている男は、そのまま天に帰るがよろしかろうと存ずる。そんなわけで、あたくし体調不良。あふーん。
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