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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2009年07月23日 (木) | 編集 |
わあい、日食だぜ、皆既日食だぜ、と勇んで飛び起きた朝。

うわあ、天気悪いわ、雨降ってるわ。これは厳しいなあ。意気消沈して仕事に出かけたら、前が見えないいくらいの土砂降りになって、こりゃ無理やろ。はははは。

その後、雨があがったものの雲は晴れることはなく、おひさまは見えず。話では、雲が薄くなった一瞬、欠けたおひさまが見えたらしいけど、仕事中のあたくしには、そんなチラリズムをとらえる余裕がなかった。せつない。

周囲が少しく暗くなったのは感じられたけれど、75%を食われても、あんなに明るいのだね。日食だと知らなければ、気がつかないかもしれぬ。75%食われたら、いつもの25%の明るさっていうわけじゃないのが面白い。太陽のパワーはすごいね。

あたくしも太陽に負けないように頑張らなければならないと感じた。どないな理屈やねん。小学生の作文に出てきそうな決意をして、昼食後の昼寝を楽しんだのであった。

先日の古本屋めぐりで買ってきた、集英社文庫から出ている「谷川俊太郎詩選集」を読んでいる。いい歳こいて、ポエムがすきなの。頬染めながらうっとりして、瞳潤ませてしまうの。きゃっ、はずかち。

軽い詩、笑える詩、感慨深い詩、意味の分からない詩。いろいろあるけれど、どれも、すごみのある言葉選び。おそろしい勢いで旋回した思考が、腕を伝わり、指先から鉛筆をへて、紙にほとばしるイメージ。こういう言葉遣いがあったのかと、鳥肌とともに、感心して溜め息が出た。天賦の才? 努力? 運? 全部?

あたくしは、どんなに頑張ってもこれを書けそうにない。このごろは、誰の文章を読んでも「うまいなあ」と感心してしまい、劣等感にさいなまれるの。でも、書くのやめることできない病気なんで、ひたすら書き散らかして、妙なる言葉の組み合わせが起こる奇跡を待つしかない。

死ぬまでにできなかったら、怨霊となってこの世に残る。みんなが撮影する写真にへったくそな、おまけにとびきり下品なポエムが写りこんだり、夜な夜な耳元でポエムささやいたりという怪奇現象を起こすので、よろしくね。

「お医者さま」 谷川俊太郎

お医者さまは病気をみつけるのが趣味です
というのも近ごろでは何故か
病気になりたがっている人が多いからです
どこも悪くなくてぴんぴんしているのは
鈍感みたいで恥ずかしいという銀行員に
桃色と黄色と透明な薬をあげます
ひとつも病気がないというのも病気の一種だと
お医者さまは分かりやすく説明してくれます
お医者さま自身ももちろん病気です
なおらないように毎日湿布をしています



「なおらないように毎日湿布をしています」
が、たまらなく大好き。
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コメント
この記事へのコメント
ミユウさま、おはようございます。

いろんなすごさを目指したいです。でも、今のところアホさだけがすごくて、ちょっと切ないです。うわーん。
2009/07/25(土) 05:15:36 | URL | たれぞう #/blqkyuM[ 編集]
>太陽のパワーはすごいね。
凄いですね!

>夜な夜な耳元でポエムささやいたりという・・・
凄いですね・・・
2009/07/23(木) 23:45:55 | URL | ミユウ #-[ 編集]
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