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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2008年11月22日 (土) | 編集 |
我が長岡藩は、3村目の開発に着手した。「悠久山」と命名。春には桜が咲き誇る。桜ひらひら舞い降りて落ちて、揺れる想いのたけを抱きしめるのである。

繁栄を謳歌しているのは、つまるところ、旧敵対同盟の軍門に降ったから。膝を屈した。走狗と成り果てた。クゥーン、キャイン、キャイン。

ケツ顎状が思いのほか好評だった。こんな面白いメッセージは、初めてもらったと言われた。ぜひに参加してもらいたいと請われた。人に褒められることの少ない人生を送っているわたくしは、「そうかあ? おれ、そんなに面白かったかなあ?」と、舞い上がり、おだてあげられた豚となって、同盟に馳せ参じたという次第である。ブヒブヒ。

大同盟に参加することで藩の安泰は保たれた。代わりに、翌日からゲームのやる気は低下するはずだった。が、暇つぶしに覗いてみた、同盟の会議所が興味深いね。

ややこしくなってきたので、前同盟を「R」、新同盟を「W」と呼ぶことにする。

会議所の記録によると、奇しくもWでは、15日を期してRとの開戦を準備していた。Rの解散は12日。Rは、たとえ自滅しなくても、戦争による崩壊の危機にさらされていたことになる。

開戦直前に発生した異変に、Wでは、これ幸いとRメンバーの取り込みにかかった。勧誘の動きが早いのも、当然だった。

もともとWは、地域では有力な規模であったRを、敵対勢力糾合の核たりうると警戒していた。そこへ、Wの支配下にある某同盟から、「Rから不可侵条約の打診があった。書状に、Wと開戦の可能性があるという一文がある」という通報が入った。敵に動く気があるならば、機先を制すべきだ。──というのが、開戦決意までの流れだったようだ。

W傘下の某同盟へ、「Wと戦争するかも」と、本心を明かして不可侵条約を打診した、R幹部の考えは、よく分からない。なんでまた、そんなことを。

Wと某同盟の協力態勢は、秘密でもなんでもなく、同盟のプロフィールにばっちり書いてある。現実の政治に喩えれば、アメリカと日米安保条約で結ばれている日本に対して、中国が「米国と開戦する可能性があるから、日中不可侵条約を結ぼう」と、言ってきたに等しい。そりゃあ、通報されるやろ。

わたくしは下っ端で新参だったから、そういう交渉があったことを知らなかった。しかし、Rの内実から考えれば、先制攻撃などできる態勢ではなかった。不可侵条約の打診も、あくまで防御的な性格のものだったはずだ。こういうのを、薮蛇というのだろうね。

会議所を覗いていると、規模だけでなく、格が違いすぎると感じることがあまりに多い。Wのリーダーは人使い馴れしている。「このゲームの醍醐味は戦争です」と、自身の哲学をはっきり表明しているから、行動と判断は単純で明快だ。ある程度の年齢か、経験のある人物だとみた。

対してRのリーダーは、何度か覗いたRのチャットで、大学の研究が忙しいと言っていたから、22、3歳の青年だったようだ。また、幹部の一人と実験の話で盛り上がっていたところをみると、理系の人らしい。

そのせいか、R幹部が考える運営は、やたらとシステムに傾倒していた。防衛作戦の参加率を上げるために、負担分配の計算式を考えることに熱中したり、報奨と懲罰制度を導入して強制しようとしたりした。公平で堅牢なシステムが必要だと信じていたらしい。

わたくしには、システム重視の考えが馴染めなかった。もちろん、システムは不可欠だ。しかし、人間は美しいシステムに魅力を感じて奮起するわけではない。

研究者や企業なら、システムやマニュアルを与えれば動きだす。動かなければ評価が下がるし、業績が上がらずクビになれば生活が危うくなる。頑張る理由は、強制的に存在している。

しかし、遊びの集まりでは、強制力がどこにもない。この集まりは面白いからずっといたい、追い出されたら悲しいと思わせることでしか維持できない。つまり、楽しみを提供し続けなければならない。罰は効果が薄い。厳しい罰を我慢するくらいなら、辞めたほうが気楽だし、違う遊びを見つければいいだけなので問題もない。

じゃあ、リーダーは辛いだけじゃないかと思われるが、そうではない。

ここがミソなのだが、リーダーから提供される楽しみというのは、実は「リーダーの趣味」なのだ。言い換えれば、リーダーは自分が楽しいと思うことを、メンバーに押しつけていることになる。つまり、集団を運営することとは、メンバーを扇動することに他ならない。

Rの幹部たちは、人を操作する馴れが足りなかったのではないか。よく言えば素直で正直だったのだが、少し若かったというべきか。と、わたくしは会議所にて、物悲しさとともに思った。

もっとも、横合いから好き勝手語る老耄したおっさんの罪は、その数倍大きいのであるが。ウキャー。
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コメント
この記事へのコメント
ももさま>
「ウソ」は、見たことがないなあ。調べてみると、体つき? は、すずめに似てる感じですね。

縁起の良い鳥とされてるようですが、花が淋しくなっちゃうのは、縁起が良いのか悪いのか、よく分かりませんね~。
2008/12/01(月) 17:53:33 | URL | たれぞう #/blqkyuM[ 編集]
むかし、悠久山の桜が「うそ」っていう鳥に食われて、春に花があまり咲かなかった時期がありました。
ほんとうだけど、鳥の名前が「うそ」ってのがおかしいよね^^
2008/11/29(土) 10:18:57 | URL | Momo #JalddpaA[ 編集]
ごんたくん>
おういえ、加入してしまいました。言い訳はしてますが、結局のところ、易きに流れた感がなきにしもあらず。

しかーし、しかし。後のケツ顎戦役につながるネタを、会議所で見つけたのでごさるよー。今は書けませんが、実はすでに伏線を張りましたので、お楽しみに。うくく。

人口300超えましたか、おめでとうございます。そろそろ、隠し倉庫から軍備に移行する時期ですね。城壁の防御ボーナスを整備しつつ、作るときは、一気に作ることをオススメします。

?さま>
どうも、ようこそ。

おっしゃるとおりでして、おれさま戦記の性質上、相手を否定してる風味ですが、運営する苦労は並大抵ではないですね。幹部たちには、お疲れ様とは思います。

きっと、彼らがこれを見たら、好き勝手書きやがって、俺たちにも言い分はある、ばか者ー! と、怒るに違いありませぬ。ハハハ。

ただ、解散は仕方ないにしても、Rの場合、ただ無闇に崩れてしまった。後につながる伏線を張れたはずだ、勿体なかったと思うのですね。

ぼくの構想では、この悔しさを後に動かすことになります。おういえ、「ケツ顎戦役」への伏線でございます。今は詳しくは言えませんが、楽しみにお待ちいただけると幸いです。

とか言いながら、不発に終わったらどうしましょう。笑
2008/11/23(日) 11:03:53 | URL | たれぞう #/blqkyuM[ 編集]
まあ確かになんて言うか人の使い方って点ではそんな感じでしょうけど。
主原因はログインし続けられなくなったというあたりが大きな要因な気がする。
有る程度までは大きくなったのだから、その公式とやらもそれなりのものだったと肯定しても良い点はあるように見える。

なんにしてもゲームだから面白いところが一番いいよね。
2008/11/23(日) 00:40:07 | URL | #pYrWfDco[ 編集]
最大手の同盟に加入したのですね。
しかし・・・越後上杉家の至宝、直江兼続の「直江状」もかくや!「ケツ顎状」によるドラマチックな展開、シブいなぁ~。

トラビアンはほんのちょこっとした時間にやればいいから気が楽でいいですよね。そろそろ僕もどこかに所属してみようかな?
人口やっとこさ300人越えました、防備兵は0人です・・・
2008/11/22(土) 19:18:55 | URL | #-[ 編集]
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