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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2006年10月28日 (土) | 編集 |
まったくもって唐突な話で申し訳ないのだが、わたくし、ケイタイをdocomoに替えようかと本気で悩んでいる。aikoラヴゥゥゥゥ。

わたくしは、他人の影響にたちまち流される。正しくは、女性に影響される男である。わたくしの趣味は昔つきあってた女の子、好きだった子、仲良くなった子たちの趣味に、懸命に合わせた名残。彼女たちが残していった心の欠片。

かおりさんは、徳永英明が好きだった。もろちん、わたくしも大好きになって、今でも聴いている。

ゆっきーが「女性歌手だとaikoがダントツに好きなんです」と可愛い仕草で言うから、一緒に話をしたいと思って、アルバム買って一生懸命聴いた。最初は、落ち着きがなくて聞きづらい曲だなあと、あまり良いとは思わなかったのに、慣れとは恐ろしいもので、そのうちに強烈にハマってしまった。が、aikoの魅力を夜通し語ろうと思った頃には、ゆっきーは別の男性と結婚していた。

UOを始めたのは、晴美さんの紹介だった。誕生日のプレゼントに「一緒に遊ぼう」と、UOのパッケージを渡された。嬉しくて嬉しくて「わあい、一緒に遊ぶぅぅぅ」と、夢中でキャラを育てたのだが、一向にログインしない晴美さん。どうしたのかなあと思っていたら、「家が手に入らないから、つまんない」という。土地が足りなくて、一番小さいサイズの家ですら、とんでもない高値で取引されていた時代の話である。

始めたばかりのキャラが、狩りをして稼げるような相場ではないのだが、晴美さんと遊べるならと思い、必死に頑張っていた。たった一人のわたくしを見かねた、[M*R]の初代ギルドマスターRAUさんに拾われて現在に至るわけだが、晴美さんはというと、とっくにUOを止めて、ROを楽しんでいた。UO内で一度も出会えなかったまま。

「UOは絵があんまり好きじゃないの。ROはキャラがカワイイから、こっちにしちゃった。よかったら来ない?」

そりゃないぜ、晴美さああああん。とは思ったが、文句も言えないわたくし。それに、もうUOで気の合う仲間ができていたから、ほいほいとROに乗り換えることもできなかった。そのくせ誘いを断ることもできず、片手間でROも始めてみたけれど、あまり入り込むことができないうちに、晴美さんは別の男性と結婚していた。

以前は、犬と猫どちらが好き? と訊ねられると、断然に犬派だったのが猫もいいなあと思うようになったのは、あまみやさんの薫陶のたまものである。メールで猫談義してたら、猫ラヴになってしまった。犬とは違う魅力があるよね、猫ちゃん。にゃあにゃあ。幸い、あまみやさんはまだ結婚していない。ほっ。

「へへ」と、笑う癖を覚えたのはティアラさんの影響である。だが、ティアラさんには最初から旦那様がいた。旦那と別れて、わたくしとつきあって! と、お願いしたのに、
「無理! へへ」
というから、わたくしも、
「そっか。へへ」
と答えて、愛はくすぶったまま。

破れ続けた恋。今度こそはと、新たな熱いラヴを求めるために、AABCDは満を持して狩場に出撃する。時がたつにつれてキャラを動かすエネルギーが不純化していくのは、どうしたわけだろう。

初日の本日は、あまりアイデアを捻らずにストレート勝負。狩場で苦戦している女性キャラを助けて、王子様候補に名乗りをあげるというもの。

作戦の暗号名は「捷一号」と命名する。心の荒廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ。

さて、どこで女性を待ち構えるべきであろうか。女性はカワイイものが好き。てえことは、カワイイ敵がいる狩場には女性が多いに相違ない。よし、カワイイモンスターを探すのである。

探した。探した。探した。いねえ。UOには、カワイイモンスターなんか、いやしねえのである。考えてみれば、晴美さんは「UOの絵は可愛くないから」といってROへ去ったのであるし、菜摘さんも「UOは怖い」と言っていたではないか。なんてこった、この路線では勝てない。

こうなれば、バッタバッタとモンスターを薙ぎ倒す強さを見せつけて女性の心を惹くべきであろう。強い敵といえば、黒閣下だな! 

ということで、やってきましたイルシェナー・ブラッドダンジョンの黒閣下。現場には誰の姿もない。ぐふふ。早く女性が来てくれないかな。わたくしの雄姿を見て「ステキッ」と心ときめかせてくれることを望む。

ところが、黒閣下の姿を探すと金色だった。いきなりパラゴンが沸いていた。なぜ……。理由を考えるに、黒閣下を狩っていた先客がパラゴンを沸かしてしまい、手がつけられなくなってほったらかしで逃げたに違いないのである。

残念ながらAABCDは、一人で黒閣下パラゴンを倒すだけの実力がない。三十六計、逃げるにしかずという。くわばら、くわばら。あんなの相手にしてられねえ、場所を変えよう、へへ。と逃走はかろうとしたところに、女テイマーさん現る。

げえ! ど、どうしよう!

この状態では、まるでわたしくが黒閣下を沸かしてしまい、困って逃げるみたいに写るではないか。半分くらいは、その通りなのだが。あまりに格好悪い。

迷っているわたくしに、「ガンバ!」と優しい声援を下さるテイマーさん。「うん!」と反射的に答えてしまった、わたくしの中の「男」が悲しすぎる。

絶望的な気分になりながら戦闘開始。ストラングルを打ち込んで、ブラッドオースを詠唱している途中に、打撃+魔法+魔法のコンボで死亡。戦闘時間3秒。

「あう……」

テイマーさんが呻いた。少し離れたところで蘇生してもらう。

「いやあ、おかしいなあ。いつもは楽勝なんですけどね。武器の調子が悪いのかなあ。あああ、今日は実はラグがひどいんです。さっきも戦ってる最中にクライアント不正落ちしちゃってねえ。次こそは勝ちますよ」

聞かれてもいない言い訳を言い募るわたくしの、背後には黒閣下。逃げ出すテイマーさん。死に行くわたくし。黒閣下から、遠く離れた場所で2度目の蘇生を受けると、テイマーさんが言った。

「あまり無理はしないほうがいいと思いますよ~。回収したら、逃げたほうがいいと思います」
「はい、申し訳ないです。お手数かけます」

テイマーさんの支援を受けて、回収完了。ありがとう、というわたくしの礼も聞かないうちに、「じゃあ、頑張って!」と駆けて行くテイマーさん。

*本日のポエム*
黒閣下は金の色
悲しくなったよ一人で死ぬのは
恋をして淋しくて
届かぬ思いを暖めていた
勝てませんと言えずに初恋は
ふりこ細工の心
ブラッドの通路を走る君がいた
遠くでぼくは もう一度黒閣下に襲われて死んだ
浅ましい夢だから 胸を離れない

泣かない。それが今日の課題。
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