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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2006年10月23日 (月) | 編集 |
主要なキャラは、9割方スキルが完成し。細かい調整や、強力な装備が欲しくはあるけれど、少しずつ仕様が変化するネットゲームを遊んでいく中では、キャラの改良は無限に続く道であるから、根を詰めての完成は目指さない。

幸い、M*Rにも人材が揃ってきた。メイジはボグさんという磐石の存在がいるし、よん様の戦士も成長著しい。ティアラさん、ももさん、レミさん、あはさん、ひまじんさん、ごんた君とそれぞれが強烈に個性を持つ、素敵メンツである。なにより鉄壁の守護神うりさんがいる。全盛期のオリバー・カーンのごとき信頼感。怖さもカーンにひけをとらぬ。ドキドキ。

わたくしは、もうそろそろ「趣味キャラと」呼ばれる、遊びキャラ育成に本腰を入れてもいいのではないか。神も許し給うのではないか、と最近は思うようになった。仕様は全く無視するから弱弱しく、とてもじゃないがボスソロなんて無理だけど、遊んでいると無性に愉快なキャラ。

彼女がおらず、あまり稼ぎも良くなく、人生の寂しい終着点がそろそろ見えてきた男が、ディスプレイの明かりだけがぼんやりと周りを照らす薄暗い部屋の中で一人、「はははは」と、ついつい画面に向かって笑ってしまうキャラ。そんな遊びを堪能してみたいのである。

キャラは、それまで生産係として活動していたAABCDを使う。名前からして滲み出てくる、やる気のなさはどうであろう。接する者に脱力感を覚えさせることは間違いないのだが、やる気がないことを言い触れて回るこのキャラは、本当のところ、やる気があるのだろうか。やる気がないのだろうか。

ううん分からない。さっぱり分からない。数度つぶやいて、そんなことを悩んでいても埒が明かないことに気がついた。先に進まなければいけない。つまらぬことに拘泥して無駄な労力を浪費し、仕事が遅々として進まないのが、わたくしの悪い癖である。

仕事ではよく、手際の悪さに呆れた上司に「グズめ」と叱責される。「お前は、のろまだな」と、俺は呆れちゃったよと言わんばかりの口調で、呟かれることもある。

くそう、俺を馬鹿にしやがって、俺を誰だと思ってやがるんだ、殺してやる。いつの間にか、頭を抱えてブツブツ独り言を呟いていた。いかん、いかん。ゲームなんだから楽しくやらないとね。リアルは脇に置いとかないとね。ぼくちゃん、マンモスラッピー。

さーて、AABCDをどんなキャラにしよう。

まるっきり役に立たない裸メイジがいいかなあ。楽しそうかなあ。狩りの様子を想像してみる。鎧を着ない裸のまま、無理押しをして前線に出張り、視界内のモンスターに片端から魔法を打ち込むのである。反撃を喰らったら潔く死亡。蘇生は、ももさんかティアラさんにお願いする。理由は女性だから。男の手による蘇生など汚らわしいと公言して憚らぬ、寂しい人生の鬱屈をゲーム内で晴らすってのは、どうだろう。

いやいや、だから現実は別なんだって。分かるか俺。寂しいであろうが、ここは我慢せねばならぬ。我慢のしどころじゃ。よいな。分かってくれるな、俺。自分に言い聞かせるように強く思う。

UOは、ROのように「戦士、メイジ、アーチゃー」といった職業が先にありきのシステムとは違い、好きなようにスキルとステータスを組み合わせてキャラクターを作り上げる、自由度の高さが魅力である。どちらが優れているかという話題ではないので、誤解のなきよう。

やりようによっては鍛冶屋戦士とか、釣り樵料理人メイジとか、わけのわからないキャラも作ることができる。そんな組み合わせは恐ろしく弱いだろうが、やり方次第で大変に面白いに違いない。

現在のオンラインRPGは、自分の憧れをキャラに投影して楽しむという色合いが強い。たとえば「ガンダルフのようなメイジを扱ってみたい」とか、「ランスロットのような騎士をやってみたい」のようなのが、それである。しかし、元来のRPGは、いかにキャラクターを演じることができるかが、楽しみの目的であった。

やたら非力な戦士がいたとする。戦士は頑健な肉体を誇り、重い剣をぶん回して敵に打撃を与えるのが身上である。とすると、非力であることは、戦士としては致命的。弱いはずである。頭の悪いメイジとかも同様だ。

そこを「このキャラは弱いから雑魚!」で終わらせるのではなく、非力なのに戦士という生き方を選んだキャラには(同じように馬鹿なのにメイジという生き方を選んだキャラは)、どんな人生を歩んできたのだろう。これから、どうやって生きていくのだろう。ということをプレイヤーが知恵を絞って演じて遊ぶのが、ロール・プレイ(=役割を演じる)・ゲーム。

口調がどうだとか、見た目の服装が騎士っぽいとかメイジっぽいとかいうのは、演じる上での小道具にすぎないのであって、そっちに力をいれちゃうのはロール・プレイとしては本末転倒と言わざるをえない。

ということで、以下次号。
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