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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2006年06月27日 (火) | 編集 |
刑事二人が家にきた。わたくしに話を聞きたいというのである。何事であろうか。

ああついに、ドアの鍵穴に接着剤つめこみまくった件やら、ドアに天誅と墨書した件が、わたくしの仕業であると詳らかになってしまったのであろうか。いや、もしかるすと、名古屋まで遊びにいって残金が900円しか無くなり、進退窮まった挙句に、自転車を盗んで神奈川まで帰ってきたアレが問題となったのであろうか。

いやあ、あの時は名古屋→厚木を途中4時間くらいの休憩だけで、36時間で走破したはよいが、その後人事不詳に陥って2日2晩寝込んだものだっけなあ。

そんな想念がぐるりぐるりと脳裏に渦を巻き、思わず顔がこわばって、非常に怪しいわたくし。

だが、彼らがきた用事は、まったくの別件であった。14年前の殺人事件で、話を聞きたいと言い出したではないか。なに、それ……。

今回、ちょっと腹に据えかねている。口止めされなかったので、全て書いてしまうのである。

二人の刑事は東村山署から来たという。14年前、交番勤務の警官が刺殺され、拳銃が奪われた事件なのだとか。彼らが帰った後で調べたところ、こんなページを見つけた。これである。間違いない。

それが、なんでわたくしのところに聴取にきたかというと、以下のような流れと事情がある。

1.わたくしは、昔、サバイバルゲームをしていた。おもちゃの銃を使って遊ぶ、戦争ごっこのことであるね。バリバリバンバン、ヒットー! ってやつ。

2.10年位前、夜道を歩いていて職務質問を受けたことがある。荷物検査を受け、メモの中に持っていたサバイバルゲームのメンバー表をコピーされてしまった。

コピーさせろ、嫌だ、コピーさせるとまずい訳でもあるのか、そんなものはないが嫌だ、問題がないならコピーしてもかまわないはずだ、という押し問答の挙句、コピーを許してしまったのである。この時のメンバー表が今になって出てきたらしい。

そんなものを頼りに、東村山から千葉までやってくるとは、よっぽど切羽詰ってるのかね。14年前ってことは、時効が近いのかな。

なにやら気の毒になり、訊かれたことには素直に答えて協力することにした。この事件とは無関係だから、やましいことは無いしね。

エアガンは何丁くらい持っていたか、活動はいつからいつごろまでだったか、当時どんな仕事をしていたか、事件のあった旭が丘に行ったことはあるか、地名に聞き覚えはないか、実銃に興味はないか。

根掘り葉掘りと、しつこい。明らかに、事件とは関係ない質問もあるが、まあいいかなあ。

ところが、指紋と掌紋、髪の毛、唾液の任意提出を求めてきた。なにそれ! おら、そこまで疑われてるわけ?

嫌だ! と思ったが、わたくし、大変にプレッシャーに弱いのである。拒否すると「貴様、なめやがって、しらばっくれるつもりか。貴様が認めるまで、毎日、職場に押しかけてやる。尾行もしてやる。友人、知人すべてに貴様の行状を照会して、社会生活が営めないようにしてやるから覚悟しておけ!」などと、追い込みをかけられることになるのではないかと、恐怖心が渦まき、提出してしまったのである。

今になって、やめときゃよかったと思ってるが、後の祭りである。ぅぅぅ。

あーでもない、こーでもない、質問責めの末に帰った刑事二人。話はそれるのだが、刑事の若い方よ、
「いやー、自分もエアガンに興味があって持ってるんですよ」
って、そーいうこと言うのは、やめた方がいいんじゃないかな。

「銃は、いくらぐらいのを買ったんですか?」
「2万円くらいかなー」
「それは、高いですね。自分も持ってるから分かります。良い銃ですね」

3万、4万するエアガンが珍しくない中、2万ぽっちのエアガンのどこが高級品なのかね……。安心させて、油断させるつもりなんだろうが、そんな心にも無い見え透いた嘘は言わない方がいい。

警察が、初手から詐術を用いるのは良くないと思う。どうも、相手を手玉にとる術を心得た奴が偉いような風潮の昨今であるが、駆け引きであるならば、なおのこと、相手に不信感を植え付けたら、そこでお仕舞いではないのかね。

まず、誠実であることを大事にするのは、そんなに悪いことだろうか? とくに、正義感あふれる警察官であるはずの貴方は。

さて、話を戻す。

刑事が帰った後で、ゆっくり考えてみたが、どうもおかしい。サバゲの名簿が出てきたから、ちょっと当たってみよう、というだけにしては、ずいぶんと話が大仰である。

で、はたと思い当たった。

刑事は、わたくしの話を聞きながら、片手のメモに必死に書き込んでいた。彼らの手元に捜査資料の束があり、開いたページに、10年前、職務質問をされた時にコピーとったであろうメンバー表が見えていた。

あああ、懐かしいな。と、横目で見ていたのであるが、なぜか紙が一枚ではない。三枚見える。なぜだろう。覗き込むわけにもいかず、不思議に思ったまま黙っていた。

すると、「ところで、これですがね」と刑事が見せてきた紙には、「天竜組入会申込書」と書いてあるではないか。なんだそれ? わたくしと何の関係があるのだろうか。わけが分からない。

不審に思いながら、文章を目で追っていくと、名古屋市千種区の文字があった。ああああ! 蘇る記憶。

当時、名古屋の某大学に通うために、あちらで暮らしていたサバゲ仲間のアパートに遊びに行き、名古屋のエアガン屋を探訪したことがある。そのとき、店に置いてあったサバゲチームの募集チラシなのだね。

入会申込書の他に、会員規約の紙があり、これがたしか「上官の命令には服従、云々」のような条文があり、たかがサバゲチームなのに、えらい気焔ですなあと感動してネタのために持って帰ってきたんだったよね。

そういう風に考えると、10年前、あれだけ交番の警官がしつこくコピーさせろと詰め寄ってきたのも、「天竜組」のチラシが出てきたからに違いあるまい。

そうそう、それで思い出したのだが、さっきの誠実って話の続き。10年前の交番のおまわりも、コピーさせて欲しい理由を、

「俺もサバゲに興味があるんだよね。そのうち参加させて欲しいから、コピーさせてもらえないかな」

と言ったんだっけ。なんだそりゃ、と脱力した感覚まで思い起こされるよね。口実にしても、もうちょっとマシな嘘をついたらどうかね。恥を知れ、と警官に言わなければならないってのが悲しい世の中。くすん。

てーことは、わたくし天竜組の関係者だと思われてるんだろうか? てーことは、右翼団体か暴力団に所属していると? そー考えると、指紋、掌紋、唾液、髪の毛とスペッシャル攻撃が展開されたことが合点がいくのである。ひぃぃ。

「みなさんは、支部の方ですか?」とも訊かれたんだよね。支部って、何のことだか分からなかったのだが、どう考えても天竜組の千葉支部ですか? って訊いてるんだよね、この質問。

違うわ!

とんだとばっちりというか、甚だしい見当違いの捜査。もしかして、殺人事件の捜査を口実に、右翼団体か暴力団関係者と疑わしい奴のデータベースでも作ってるんかね? と勘繰ってしまう。

腹立ちついでに、「天竜組」でネット検索してみたのである。すると……。

ガンショップ天龍 出てきたよ……、住所も千種だし、これだろ……。

しかも、メニューを丹念に探っていくと。

天龍組 ヲイ! 警察、出てきたじゃねえか、コレ!

はたして警察は、このサイトを知っているのだろうか? まさか、まったく知らないとか?

ももさんは、知っていても、しらばっくれて訊きにきたのではと言う。そんな気もする……のだが、ということは、ごく普通の店と、サバゲチームのメンバー募集にしか見えない、あのサイトを見てもなお、右翼か暴力団と関係があるに違いないと判断したのであろうか?

あるいは、そういう事情は一切合財、わたくしの妄想で、単純に10年前に職務質問を受けた男がサバイバルゲームをやっていた情報が残っており、拳銃にも興味があるだろう、とアテをつけてやってきた、ただそれだけなのだろうか?

さっぱり分からず、不快感だけが募っている。

しかも、今日、家に帰ってきたら、警察から何度も電話がかかってきていたらしいのである。まだ何かあるのか!

申し訳ないが、これ以上、任意での事情聴取には応じられない。指紋、掌紋、髪の毛、唾液を提出したことで十分、捜査には協力したと思うので。

どうしても話が聞きたいのであれば、わたくしが事件と関係がないと分かった時点で、件の提出した証拠品一切を、必ず破棄するという念書を入れて欲しい。

10年前にとられたメンバー表のコピーも同じである。自分だけならまだしも、あの頃の仲間の住所、氏名、電話番号まで、何も悪いことをしてないのに、ずっと保管されているのも気持ちが悪い。何も言わなきゃ、これからも保管されるだろうし、何か事件があるたびに家にこられたんではたまったもんではない。

明日、警察から電話が来て、話を聞かせて欲しいということになったら伝えるつもりである。

以上、とりあえず現在までの状況をご報告。また明日、続きを書く予定に御座候。

もし、更新されなかったら、妙な冤罪で強引に逮捕されたと思し召されい。ギルドメンバーは、ヘイブンでパレードしてわたしくの冤罪を訴えるように。以上。
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