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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2020年05月15日 (金) | 編集 |
アマゾンプライムで、なにか映画をみようと思った。『メカニック』が、おすすめに出てきたから見てみた。楽しかった。

せっかくだから、すきな俳優であるし、主演のジェイソン・ステイサムつづきでいこうと、ソートした。

画面にずらりと、すていさむなじぇいそんが並ぶ。なかなかの壮観。しかし、こうして一覧にすると、役柄によって髪型変える、雰囲気がちがうなんてことはなく、どの映画も同じ顔で出てるよね、この人。どの映画がどんなストーリーだったか、わからなくなるよね。自分でもわからなくなるのじゃなかろうか、すていさむさんは。

『メカニック ワールドミッション』から、『トランスポーター』シリーズに流れ、『アドレナリン』まで見た。

こう書くと、最近のことのように思われるかもしれないけれど、5分で気力体力が尽きる男なので、3月はじめくらいからの長いスパンの話なの、これ。

最初にみた『メカニック』なんか、どういうストーリーだったか、すでに記憶にない。痴呆症の人と、ほとんど変わりがないが、同じ映画を何度も楽しめていいかもしれない。

お気に入りは『アドレナリン』。

レビューを見ると、好悪がまっぷたつに分かれている。下品なアホ映画だと途中でわかりそうなもんだが、最後まで神妙に鑑賞した人がこんなにいるのかと思うと、大変に面白い。

といって高評価レビューの方も、低評価に対する言い訳のつもりなのだろうけど、小難しいことを小うるさく書き連ねてる人が多くて、どっちにしろ、みんなマジメなんやな。

ぼくとしての見どころは、すていさむさんの興奮を持続させるため、銃撃戦カーチェイス中にもかかわらず、彼女がすていさむさんの(自粛)を、(自粛)はじめるシーン。

すていさむさんが、彼女のスーパーテクニックにうっとり顔で、

「いいよ、ベイビー、それだ、上手だ」

的なことをおっしゃるのだけれども、直前でおあずけを喰らうのだ。

「どうして!?」

不満顔で訊ねる、すていさむさん。

「だって終わったら寝るでしょ。だめよ」

彼女の一言に、欲情の発散する場をなくして、

「うおおおお、ちきしょう、くそったれ!」

と、車内で暴れる場面が好きでたまらぬ。

その苦しみ、わかる、わかるぞおおおお!

うちの奥さんが、

「どれどれ、たまにはいいことしてみようか」

なんて、可愛いことを言うから、

「いいよ、ベイビー、それだ、上手だ」

ぼくも、うっとりするのも束の間、1分もたたずに、

「やっぱり、めんどくさくなった、寝る」

などと、おあずけどころか、ほったらかし試合終了となった経験のあるぼくは(そして、だいたいの場合がそうなる)、よくわかるぞおおおお! うおおお、なんでじゃあああ、ちきしょうめ!

……自分の話はさておき、すていさむさんのうっとり顔は他で見られるものではない。しらんけど。

考えてもみるがよい。映画館で鑑賞していれば、あの、うっとり顔がスクリーンいっぱいに映しだされるのである。

想像を一歩すすめてみよう。

高校生カップルが初デートに選んだ映画だったとしたら、どうであろう。

「わたし、アクション映画は苦手。でも、カレが、この俳優さん好きだっていうから、一緒にきた。はじめての映画館デート。とっても楽しみ。なんか、ちょっと、期待しちゃう、カモ」

とか言ってる高校生女子の視界いっぱいに、大写しされる、すていさむさんの、うっとり顔。

うおおおおおおおお、興奮してきた、興奮してきたぞおおおおお、止めて、誰かこの興奮を止めてえええええええ!

うつ病のおじさんを、これだけ興奮させることだけでも、この映画は傑作だと言わねばならない。たぶん。

以上、『アドレナリン』は星5つということで、ご了承ねがうこととする。おわり。
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