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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2017年02月22日 (水) | 編集 |
「小腹がすいた」

おくさんが言うのである。

「ごはん食べたばっかりじゃ……」

「たりないんだもん。ああああ、なんか甘いもの買っとけばよかった」

「あまいもの……」

「コンビニいこうよ!」

「えー、さむいしー」

「お酒のんでいいから! 今日だけ!」

「まじで! いく!」

コンビニで、スナック菓子、ジュース、デザート、氷結、餃子、もつ煮込み、ゆず辛チキンの揚げ鶏と、たくさんのお買上げ。なんのことはない、夕食のほかに、もう一食ふえたようなもんだね。

たっぷり飲み食いしたあと、

「なんか……たべすぎたかも……、ちょっと気持ち悪いから、ねる」

と、おくさん。

「ええええ、食べてすぐねるのですか、明日の体重計がこええね」

「そゆこと言うな! ダイエット中なのに!」

「ダ……」

テーブルのうえにちらかる皿や袋に、絶句するぼく。

「なんか、文句あんの」

と、おくさんは服をまくりあげて、お腹をみせてきました。

「これが、きらいか」

わあい、たぷたぷぱんだ出てきたー、すきー、だいすきー、たぷたぷ、すきー。

「わかったか」

「わかりました」

「よし、ねる」

「おやすみなさい」

布団にはいったおくさんが、小声で、

「おじさんくさいよー」

つぶやくのが聞こえた。

「なんか言ったか?」

「ふとんが、すげえ加齢臭くさいよー」

「うるせえ、はやくねろ」

「ううううううう、ねるー」

きょうも、平和。
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