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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2014年01月03日 (金) | 編集 |
みなさま、あけましておめでとうございます。

わたくし、餅を食い、酒を飲み、本を読みながら夜更かしし、昼すぎまでねて、のんびりと正月休暇をすごしておりましたのに、もう終わりましてございます。ああ、仕事がいやだ仕事がいやだ。

滝原豊後守と会いましてございます。あいもかわらず、鬱がつづいておりました。

「鬱の状態は、どうなの」

「以前よりは、だいぶいい」

「そりゃよかった。おもしろい映画あるかね」

「いや、見てないから分からない」

「そうか。誰かと会うとかは」

「いや、会ってない」

「なにか、うまいものでも食ったとか」

「ない」

「家にこもってるばかりなの?」

「酒飲んで、寝てる」

「そうか」

「おれはもう、女にもてることしか考えてない。映画とか、ネットとか、どうでもいい」

「それは結構だが、それじゃお見合いイベントにでも参加したとか」

「いや、してない」

「そうか」

「おれは、この恋愛至上主義の世の中で、その当たり前に乗れないような人間なのだから、人生に意味を感じない。それを誰も分かってくれない。死ぬしかないと思う」

「うーん」

「……」

「……」

「話題が尽きたようだな」

「そんなことはないけど」

「おれの話はどうでもいい。お前は、おれに何か相談することはないのか」

「うーん。仕事がつらくて悩んでいてなあ」

「そんなもの辞めればいいだろう。はい解決。他にないのか」

「ないな」

「……」

「……」

「じゃあ帰る」

「帰れ」

という具合で、わたくし疲れはてましてございます。同席していたみいたんは、

「自分のことばっか話して、人の話ちっとも聞かない。病みすぎてる、こわい」

と怯えておりました。無理もないというもの。

いずれにしても、滝原との会合が無事におわった、しばらく会わなくていいと安堵しておりましたら、さっそく「次はいつ会える。みいたんが許さないというなら、おれが話をつけるから、直接、電話させろ」などとメールが入り、わたくし、また頭いたくなりましてございます。

酒に逃避するしかねえな。

そのつぶやきを、みいたんに聞きとがめられ、

「ふーん、わたしじゃ癒しにならないんだ、ふーん、わたしより酒なんだ、そうか、ふーん」

みいたんのご機嫌がななめに。

ちがうの、ちがうの、みいたんがいてくれるから生きる張り合いがあるの、みいたんみいたん、すきすきすー、すきすきすき、あいしてるあいしてる。

一時間ばかり耳元で愛をささやき、ようやくご機嫌がもどりました。

今年も楽しい一年になりそうです。みなさまも、よい年になりますように。
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