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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2011年03月10日 (木) | 編集 |
ごめんなさあああい、無理です、もう無理です!

なにが無理かって、今年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』。これが『GOU!~ドキっ! 姫だらけのSENGOKU!~』てな感じの頭の悪そうなタイトルなら、まだ我慢できるのだが、というか最初から見ないのだが、NHKだし、大河だし、ということでわずかでも期待した自分が愚かであった。

ただ、今さらながら言えば、脚本が田渕久美子だと聞いて、こうなるかもしれない恐れは抱いていた。この人、2008年の大河ドラマ『篤姫』の脚本を手がけている。

あたくしは『篤姫』は、薩摩藩家老小松帯刀が、たんなるストーカーとして描かれていることに涙が止まらなかったのだけども、女性視聴者からは「ずっと自分を慕い続けてくれる男」ってことで評判よかったらしい。あまつさえ地元の鹿児島では「よくぞ小松帯刀にスポットをあててくれた」と喜ぶ声があがっていたとも聞く。

そんなことを言ってたから、今年の大河の出来栄えが『篤姫』をはるかに凌駕しちゃったじゃーん。

上野樹里さん、ちょーもえもえじゃーん。

あたくしは、もーむりむりじゃーん。

くふーん、くふーんと鳴くしか手が残されていない。今年の大河ドラマは終了したことにする。もう見ないむうううん。

司馬遼太郎の『峠』を大河ドラマでみたいなあと思っているのだけど、こういう軟弱路線のままにやられても困るなあ。河井継之助をジャニーズの若手木っ端タレントが演じることにでもなったら、とうてい耐えられない。そんなことになったら、裁判に訴えられようとも、断固としてNHK受信料の支払いを拒否する所存。

ということで、見るがよい。

「キリヌケ成層圏」さんの河井継之助 http://kirinuke.blog83.fc2.com/blog-entry-389.html

おおお、素晴らしい……。これぞ面魂、つらだましい、である。そういや、坂井三郎もこんな表情してなかった?

河井継之助を演じられる役者が、ちょっと思い浮かばないのだけど、思い入れが強すぎるだけかしら。

なんせ、あたくしにとって司馬遼太郎作品の中でも『峠』は不動の首位。物語にのめりこみすぎて、読み終わるまでの三日間、病気と称して仕事を休んだ男である。病気なのはたしかだから、ウソはついてないよね。具合悪いのは身体じゃなくて、頭だけども。

あたくしが見たい時代劇って、たとえば、こんなの。

■切腹 1962年



元芸州福島家浪人に仲代達矢。井伊家家老に三國連太郎。丹波哲郎が、また嫌な役で出てくる。さすがの迫力。たまらんぜ。

実は、ゆーちゅーぶを探すと、ガイジンさんが楽しむ用なのか英語字幕つきで全編アップされているのだけれども、自分で見つけるがよい。すぐに見つかると思うけど。

英語の勉強にもなるぜ。三國連太郎が「乱心者!」と、仲代達矢に言うところの英語字幕が、

"Maniac!"

となっていて、おもしろかった。

こういうの、今じゃもう無理なんだろうなあ、演じられる人も、作れる人もいないんだろうなあと思うと、ちょっと寂しい。
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