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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2010年02月25日 (木) | 編集 |
大和で、メイジの鎧を錬製品を加えて組みなおしたので、ついでに飛鳥のメイジも鎧を更新した。

niyaribefore.jpg

見た目はこんな感じになった。性能はそれなりに。

あたくし、女鎧が嫌い。すべての女性キャラに男鎧を着せている。

ちなみに、女性鎧で組み上げてみると、見た目は下のようになる。

niyariafter.jpg

女性らしいやわらかいシルエットが印象的な春モデル。要するに男鎧に比べて露出が多い。

だが、待て! 女性の味方を自認するあたくしは、女性鎧は危険であると申し上げねばならない。

この文章、会社のPCを使い、仕事ほったらかしで書いているのであるが、外では、成田空港反対同盟とやらが裁判の不当を訴えて街宣中。彼らのごとく、熱く熱くはた迷惑なほどに熱く、女性鎧の危険を世の中に訴えたい。

恋する彼をおとす勝負の時や、男をねらうパーティーのときなら、露出が多いのもよかろう。フェミニンでもガーリーでも、どーんと来い。

しかし、狩りですぜ? 冒険ですぜ? イケメンならぬ、逝っちゃってるツラの「逝け面」が相手だ。キムタクならぬ、きもいおたくのキモタクと戦わねばならない。相手は化け物であることを心せよ。

以下は、酸ダンジョンのボス「チーフ・パロキシズムス」の画像である。衝撃が強すぎるのでリンクにする。

警告する。

18歳未満の者はクリックしてはならない。あまりにグロテスクで気分を害する恐れがある。下品な画像が苦手な人も見てはならない。それほどに魔界に棲息する酸ボスは恐ろしいのである。

→警告! まーじでグロ画像ゆえ、18歳以下クリック禁止←

戦士ならば、こんな化け物に近接して斬りつけなければならない。肌を露出していいのか、とくと再考すべし。

また、次の画像はチャンピオン湧きの一場面である。おそらく悪魔湧きであろう。

→警告! 悪魔たちの宴←

チャンピオン会場には、こういう化け物が無数に湧き出し、女とみれば襲い掛かってくるのである。

かつてミサトという街に湧き出た悪魔の貴族ロード・ヤマザキは、看護士経験のある女性に向かって、テレビで仕入れた健康雑学をひとくさり述べ、

「俺って、どうしてこんなにモノをよく知ってるんだろう。自分の頭のよさに惚れ惚れしますよ。俺って勉強家なんですよね。どう思います?」

と、悪魔ブレスを繰り出した。

「よく勉強してますね。すごいですね」

女性が盾スキルで受け流すと、

「いや、本当にそう思いますよ。俺みたいな男と話す女性は、きっと俺に惚れちゃうんじゃないかな。どうですか?」

さらなる瘴気を放つ。

「きっとステキな彼女が見つかりますよ」

女性のイベーションが発動。ロード・ヤマザキは何か言いたそうな、無念の表情を浮かべながら死んでいった。悪魔こええ!

繰り返して問う。本当に露出が高い鎧で、心の安定を保てるのであろうか。

あたくしは申し上げる。女性だからこそ分厚い鎧で、艶やか滑らか清い肌を守るべきである。貴女のステキな、しっとりすべすべ肌を、化け物の視線に晒してはならない。

女性だからこそフルプレート・アーマーを着ろ! これが、あたくしの結論である。

──ということを、大和の大家うさこはんに衷心より申し上げたというのに、

「きもうざい」

と、一言で蹴り飛ばされて失意のどん底。
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2010年02月22日 (月) | 編集 |
このごろのUO活動は。掘り。ひたすらに掘り。

書くこともないくらいに掘り。

ガーゴピックが足りないのであるが、みんなはどうやって手に入れてるんじゃろか? 飛鳥は知っている店が、ほぼ壊滅して、どこにも売ってない。

ガーゴピックが欲しいぜ。
2010年02月20日 (土) | 編集 |
3月10日に、いきものがかり17枚目のシングル『ノスタルジア』が発売されます。インディーズ時代に発表した大切な曲をリメイクするということで、気合が入ってるのです。

あたくし、ユーチューブでこっそり聞いたりして、たいへんによろしくないおじさんなのですが、こんなの見つけて悶絶しておるの。



どっかの男が歌っているやつですが、曲にかぶせて歌ってるので、きよえちゃんの声とだぶっている。半端な低音に妙にねちっこい歌い方で、かぶせて歌っているから音を外している箇所がハッキリ分かってしまうという、哀しみの呪い歌に仕上がっている。

なんじゃこりゃあああああ。UO風に言うと「Fこいやああああ、Fなら殺す!」って感じであるよ。

たいへんに申し訳ござらぬが、あたくしは腹かかえて笑ってもーた。でも聞いてるうちに、なんだか癖になってくるよね。実に不思議だよね。

自分の歌声を世界に公開するって、すげー勇気だなあと思うのであった。
2010年02月15日 (月) | 編集 |
13日土曜日は勝負の日であった。またメイドカフェに行っちゃったのである。キャー。

前回に引き続き、ごんた君と二人での作戦。誘っても誰も来ないんだもの。きっと、いい歳こいてメイドカフェなんぞにはまった、変なおっさんたちと思われているに相違ない。一面では当たっているのであるが。

二度目のメイドカフェだが、まだシラフで入る勇気がない。一杯ひっかけて景気をつける。「風俗に行くより恥ずかしい」と悶えるごんた君。人生に疲れ擦り切れたはずのおっさんの心に、再び恥じらいの炎を点らせるメイドカフェ。回春効果があるかもしれない。

行った店はここである。

戦国メイドカフェ&バー・もののぷ

システムは、上洛料(初回入店料)500円。入城料(席料)が60分で500円。説明の際に「ドリンクはオーダーしていただきます」と言われちゃった。一番安いドリンクでも500円するので、入店した時点で1500円は確定したことになる。ステキ。

もののぷのメニューは、戦国にちなんでいる。
もののぷメニュー

毛利家パフェにはポッキーが三本刺さっている。兼続愛守で「かねつぐアイス」と読ませる。ナッツの盛り合わせは「大阪ナッツの陣」。くだらねえ! くだらなすぎて大好き!

オーダーの段になって、ごんた君たら、
「えーと、応仁の乱はないの?」
と、ぶちかます。メイドさん、しばし無言になって「えーと、そういうのわ、ないでス」とつぶやく。たぶん、応仁の乱が分からなかったのだと思う。

応仁の乱も蒙古襲来も、ニ・ニ六も真珠湾奇襲も、市ヶ谷で割腹すらない。おじさんを満足させる設定が一個もないという。なんちゅーことであろう。やむなく「同盟セット」なるケーキセットを頼んだ。

・織田家 天下を見るくれぇぷ(ミルクレープ)
・豊臣家 千成チーズケーキ(チーズケーキ)
・徳川家 三河胡麻モンブラン(ごまモンブラン)
・武田家 躑躅ヶ崎のりんごシブースト(りんごシブースト)
・上杉家 越後のチョコレートムース(チョコレートムース)

「織田と徳川」、「武田と上杉」のような具合にケーキを組み合わせて注文する。ゆえに同盟なんだそうな。メニューには「半分サイズのケーキ2種類が楽しめちゃう」と書いてある。ドリンクがついて1590円。

出てきたケーキは、店内に果心居士が潜んでいて、知らぬ間に幻術を食らわされたかと驚く薄さ。よく、食事のデザートに薄切りメロンが出ることあるやろ? ケーキが、あの感じなの。おじさんの無駄な人生のうちでも、最薄スライス。なにせ、ケーキが薄すぎて自立できず、ぺったりとひしゃげてお互いに寄り添っているのである。

店の奥から武田鉄矢が出てきて、「いいですかあー、人という字は支えあって出来ているんですね。だからケーキも支えあうんだねえ。これぞ同盟なんですねえ」とか、言い出しそうなほどであった。

ひとしきり感心して、さて食べようとしたら「まだ食べちゃだめです!」と叱られる。チョコレートでお絵かきしてくれるんだそうな。

メイド「どんな絵を描きますか?」
ごんた「なんの絵を描けるの?」
メイド「うさぎさんを描きます」
ごんた「じゃあ、リストラされて人生どん底に落ち込んで絶望してるうさぎさんにして」

ステキな無茶振り。メイドさん、ひるむ様子もなく「わかりましたあ」と、元気に皿に絵を描き始めたのだぜ。すぐに分かるのだが、とんだ食わせ者であった。

「あ、へんになった」
いきなりつぶやいたかと思うと、「あ、また失敗」「またへんになった」「あー、だめだな」と、失敗しまくった挙句、
「へんになったけど、いいよねべつに」
「よくねええええ」
「チョコいっぱいかけるから我慢して」
ケーキのうえに、でろでろとチョコレートを撒き散らす。おっさんをたじろがせる大物ぶり。

このメイドは「龍造寺しき」さん。この人、強烈であった。

新入りで刀を持たせてもらえないのだと言い、おもむろに、へんな魔法使いのステッキを抜き放ち、ぴぴるぴるぴるぴる、と呪文を唱え始める。……もしもし? なんか変な電波を受信してますか? バリサンってやつですか? 平気ですか?

心配するあたくしたちにステッキをつきつけ、撲殺します! 目を潰します! と宣言する。意味がわからずに、目が点。

「撲殺天使を知らないの?」
「なんだそれ」
「知らないのは、ちょっとやばいですよ」
「知らない」

なんでも、そういうアニメがあるんだそうな。見るといいよ、ぴぴるぴるぴるぴるぴるー。と、またも謎の呪い。「おれ的には、ぴるぴるっていうと腹こわした時の音なんだよなー」と、下品なことをつぶやくごんた君。

この日、お会いできたメイドさんは、龍造寺しき、長宗我部るうと、小早川きりゅう、黒田あげは、里見さくら、という方々。最強メイドは龍造寺さんであったが、他のメイドさんも負けず劣らず脱力している。気が抜けているというか、やる気ないというか、どこか歯車が狂っている。でも、それがスタイルになっていて、大変にいい。

飛鳥のF人は、ごんた君の口舌ガトリング砲の銃撃にさらされると無言になるヤツが多かったのであるが、ここのメイドさんは、みょーな反応が返ってくるのである。とてもいい。

小早川さんに「裏切らないでね」と言ったら、「裏切りまくりですよ」と返された。隆景かと思ってたら、秀秋かよ! この人、戦国を詳しくない客に「小早川知らないんですか! 関ヶ原で裏切ってですね……」なんて説明していた。秀秋で確定なのね……。

ケーキにチョコで絵を描いてくれた龍造寺さんは、食べ終わる頃にやってきて「チョコもキレイに食べてください」と言う。なんでも、皿洗い担当の人にチョコが落ちづらいから文句を言われるのだという。
「そんな店の事情を、おれたちに言うな」
「そういうこと言うと目を潰します。ぴるるるるぴるるる」
手袋を外して、整えたネイルを見せつけて「これでシビシビっと!」などと息巻く。

里見さんが追加ドリンクのオーダーを取りにきた。
ごんた「オススメのドリンクは何?」
里見「わたしはココアが好きです」
ごんた「この店ココアある?」
里見「ないですか?」
ごんた「店員が客に聞くな」
里見「わたしまだ長くないし、この前メニューが変わったんです」
ごんた「そっかー。ところで何で里見なの?」
里見「好きな武将です。里見八犬伝ですよ」
千葉県在住で、地元の大名である里見氏にはちょっとうるさいあたくしは、(八犬伝は戦国じゃないよね)と思うも黙っておく。
ごんた「自分で選んだの? 新入りにはマイナーな名前押しつけるとかの、いじめじゃないの?」
里見「そんなことないです! みんな仲良いですよ」
ごんた「へー(ニヤニヤ)」
里見「へんなこと言うと切りますよ」
と、腰の脇差を抜き放つ。
ごんた「この店、おやかた様に刃物向けるのか」
里見「う……。いけないですよね。どうしようか迷います」
脇差を抜いたり戻したりする。
ごんた「いや、そういう抜き差しはおじさんの劣情を刺激するから、やめよう」
里見「……(ニヤリと笑う)」

お会計は二人で一時間で六千円。ケーキのセットと追加ドリンクで一人三千円ほど。ポイントカードを作ってもらっちゃった。また来るかもしれねえぜ! きゃっ、はずかち!

なお、名前は「ジョン」で作っておいた。
2010年02月09日 (火) | 編集 |
生暖かくて、風の強い一日であったね。

あたくしは風がきらい。とくに、向かい風の小面憎さといったら、どういうことであろう。

朝、少ない前髪を無理矢理に整えた苦労も、ビューンと一発で崩される。サハラ砂漠のように広いおでこが丸出しになるのだぜ。慌てて髪を戻す。強風に吹き払われる。戻す。払われる。海原はるかの芸か!

ああ、こんな日は思い出す。

昔、大好きだった女の子とディズニーランドでデートをした。女の子と一緒にあれこれのアトラクションに乗る楽しさは、どうであろう。ニヤニヤしどおしで、大変に不気味なあたくし。

「スプラッシュ・マウンテンに乗ろう!」

と、女の子がいった。

「おういえ、乗るぜ乗るぜ。君の望むままに何回でも乗るぜ」

あたくしは答えたの。

ご存知であろうか。スプラッシュ・マウンテンを。

丸太ボートでアメリカ南部の沼地を進みながら、ディズニー映画『南部の唄』の世界をめぐっていきます。と、突然目の前に現れる落差16mの滝。ボートはその滝つぼめがけ、最大傾斜45度のダイビング! その決定的瞬間はスプラッシュダウン・フォトでお求めになれます。
(東京ディズニーリゾート内の説明より)


こんなアトラクション。

あたくしたちは、最前列の席に陣取った。滝つぼにドカーンと突っ込み、派手に水しぶきがあがって、思い切り水をかぶっちゃった。うわー、なんじゃこら、濡れちゃったじゃーん。へへ、君も濡れちゃったね。へへへへ、ゆっくり拭いて上げようね。でも楽しかったね。へへ。

アトラクションを出ようとした、その出口が丑寅の方角。鬼門であった。ぬおー、加藤保憲はかったな!

「その決定的瞬間はスプラッシュダウン・フォトでお求めになれます」

滝つぼにとびこまんとした、その瞬間を写した画像が壁一面に。自分の写真を見つけた。見なかったことにして足早に立ち去ろうとした。が、同じ画像を目ざとく見つけた彼女は、足を止めてじっと写真に見入っているの。

「もう行こうよ」
「……」
「もう……」
「……」
「あの……」
「……すごくない?」
「すごくないです」
「いや、ちょっとすごいって!」

彼女が容赦なく「ホラ! これ!」と指差す先には、あたくしたちが写った画像が。あたくしの何も隠すもののない、あからさまなむき出しおでこを、ビシッと指し示すのである。

いや、あの、言われなくても分かってるので。さあ、先に進もうじゃないか。人生、過去を振り返っても楽しくないよ! 明るい未来に進もうじゃないか! あたくしのおでこが光を乱反射してるから、文字通りに明るいはずだよ!

と申し上げても、彼女ったら、

「いやちょっと、すごすぎない? 買おうよ!」

と、心の傷に塩を塗りこむのである。

「もういいですから」
「よくないって! ほんとにすごいよ!」
「もう許してえええええ」

半泣きになったあたくしに、ようやく彼女も歩き出した。彼女はとっても上機嫌で、「すごいもの見ちゃったなー」とつぶやいている。チラリとあたくしのおでこに視線を送ってきたかと思うと、くるりと、あらぬ方向を向いた。クレヨンしんちゃんみたいに、頬がニヤリと笑っているのが見えてるのだけども! 見えてるのだけども! うわあああああああああああああん。

そんな想い出が心に蘇った、強風の今日。なんだか涙が止まらないのは、目にゴミが入ったからかなー。

想い出は人を切なくさせる それはあなただけじゃない
心に生まれた影が多い時程 涙は出るものなの
──戻れない明日 / aiko


2010年02月08日 (月) | 編集 |
荷物が届いていた。封筒に「Yonda? CLUB」と差出人名が書いてある。

キャー、応募していたブックカバーが届いたわ!

http://www.shinchosha.co.jp/bunko/yondaclub/

ぱんだ好きのあたくしとしては、見逃せないアイテムたち。

一時期、応募マークを100枚近く貯めていたのであるが、無くしちゃったのよね。どうも間違えてゴミに捨ててしまったようで、やんなっちゃう。

ブックカバーにするか、マグカップにするか迷い、今回はブックカバーにした。白いのが届いたぜ。

使い勝手は、やわらかくしっとりしてて、なかなかいい感じ。ただ、白なのでおっさんの頑固な手の汚れが移ってしまわないかと心配。

黒い方も欲しいけれど、次回はマグカップをもらおうと決めているのである。うふんうふん。
2010年02月02日 (火) | 編集 |
明日、2月3日はaikoの26枚目のシングル『戻れない明日』の発売日!

収録曲情報
M1.戻れない明日
M2.Do you think about me?
M3.キスが巡る
M4.戻れない明日(instrumental)
aiko公式サイトより)


前作『milk / 嘆きのキス』から、ほぼ一年ぶりのニューシングル。きゃー、待ってたの、待ってたの!

まだ曲を聴いていないのですが、公式サイトの紹介によると

現在放送中の日本テレビ系水曜ドラマ『曲げられない女』の主題歌となっているタイトル曲は、光の見えるアレンジでドラマチックに展開していくサウンドの中、大切な人への強い想いをまっすぐに、せつなく紡いでいくミディアムナンバーだ。


とのこと。なんだか想像もつかないのだけど、気合が入ってそうだよね。楽しみっす。

また「Do you think about me?」は、インディーズ時代に発表した曲をリメイクしたもの。14年前の曲なんですって。すごーいね。歴史だね。どう変わっているのか、こちらも楽しみ。

今回、amazonに注文した。いつ届くのやら今から待ちきれぬ。朝から玄関にずっと立ってようかしら。

あたくしったら、仕事を休んだの。なんとなれば、フジテレビ「笑っていいとも」のテレフォンショッキングコーナーにaikoが出るというから!

うひょー、まーじーでー。絶対見るぜ見るぜ、そのために仕事を休むぜ。aikoが大切だぜ。仕事なんかどうでもいいぜ。きゃー。

売れますように。
2010年02月01日 (月) | 編集 |
■パズル・パレス / ダン・ブラウン(角川書店)

図書館で見つけた本。ダン・ブラウンは、映画で大ヒットした『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』の著者。ためしに借りてみたの。

NSAという組織をご存知であろうか。wikipediaには、「国家安全保障局(こっかあんぜんほしょうきょく National Security Agency、NSA)はアメリカ国防総省の諜報機関である」と書いてある。CIAと同じようなスパイ組織だと思えばいいぜ。

NSAは秘密に包まれた、実態の知られてない組織。噂では、エシュロンという通信傍受システムで、電話、ファックス、無線、Eメール、いろいろ傍受して、敵対国家や危険な組織の情報を分析しているらしい。あたくしの変態メールも傍受されているのであろうか。まったく、油断も隙もありゃしないぜ。なお、ここまでは現実の話。

小説では、スーパーコンピューター「トランスレータ」が傍受した情報の解析を担っている。しかし、トランスレータはスーパーなコンピューターなので、一般市民の通信をも傍受できる能力をもつ、誰も知らない知られちゃいけない超国家機密。憲法違反の大変なシロモノなのである。

こんな存在が許されてなるものか、暴露してやる! と立ち上がったのが、元NSA職員のエンセイ・タンカド。変な名前だけど日本人なのだ。さしものダン・ブラウンも日本人の名前は苦手だったとみえる。

解読不可能な暗号システムを開発したタンカドは、トランスレータが存在することを世界に公表しなければ、暗号システムを世界にばらまく。と、NSAを脅迫した。

この暗号システムが広まったら、テロリストの危ない買い物も、危険な国家の無茶な計画も、バリサルダのサバゲで柏支配計画もチェックできなくなってしまう。世界中に敵を作りまくってるアメリカの危機! ヤンキーざまあみさらせ、こんちきしょーとか言ってる場合ではないのだ。

かくして、解読不可能な暗号システムの流布を阻止しようとするNSAと、タンカド陣営の戦いが始まった。

舞台は、スペインとNSA内部を行ったり来たり。スペインでは、とあるブツを追い求めての活劇が。NSAでは、頭脳戦と心理戦が展開される。ちょこっと日本も出てくるぜ。

暗号と秘密を物語の主軸に据えて、敵だと思っていた人も、味方だと思っていた人も、みんな何かを隠している。誰が真実に近いのか。このへん、後の『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』にも通じる題材だわね。

物語のテンポのよいことといったら、読書に慣れてる人なら上下巻を一日で読み切ることもできるかもしれないほど。ダン・ブラウンのデビュー作らしいけれど、さすがの才能だぜ。

面白かった、オススメ!


*余談*

ある人のレビューで、
「興味のないところを、どんどん読み飛ばしていったら、あっという間に読み終わった。物語は面白いけど、内容が薄い気がする」
なんて書いてあった。なんじゃそりゃ!