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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2008年04月27日 (日) | 編集 |
連休は、法事で潰れることになった。先日、亡くなった母方祖母の法事に秋田へ。父方祖母の七回忌のために福島へ。あれ、てことは来年の連休にも法事が入るってことじゃねー? と気づく。まあ、仕方ない。

だいぶ前から、そめたんと怖い場所探索をしようと約束していたのだが、お流れになる。まあ、ばあちゃんが死んですぐ、心霊探索というのも心が浮き立たないのだが……。

なんとなく憂鬱な日々。空元気も、元気の一種。というのが、我が家の家訓であり、元気なフリして対岸に出撃す。3個目の青腕輪、3個目の幸運鎧、だいぶ出た鹿頭、そろそろ出なくてもいい黒刀。4つのAFを抱えて帰還する。

家で、ぼんやり。

わたくし、メガネかけてるのと、無口なことで、初対面で真面目な人と見られることが多いのだが、さにあらず。ただ、ひたすらぼんやりしている。

*今日のぼんやり*

・朝起きて、「眼鏡がない、眼鏡がなーい」と探し回り、メガネかけたまま寝てたことに気がつくまで30分。どうりで視界がクリアだと思ったぜ!

・お茶を飲もうとして、茶筒から急須に茶葉を移す。茶筒の方に湯を注いで、ぼんやりと待つ。そろそろ、いい頃合かな、と急須を手にとって失敗に気がつき、「あーっ」と叫ぶ。

・UOボスソロをしていて、何かの拍子にAlt+F4押して、UO強制終了。復帰してみると当然死んでいる。泣きながら復帰して準備整え、F12押すつもりがPowerキーを押してしまい、パソコンシャットダウン。そのまま読書へ。

・縦の会活動をしようと、さぶろーをFラバダンジョンに投入。当然、殺されるのだが、うっかり青腕輪装備していたことに気がつく。保険かけてないのだ。やーばーいー。死に物狂いで、変態言葉を連発してPKの注意を引く。

「お前、面白いな」

と言われ、蘇生までしてもらう。「ホホ、それ、変態の踊りをご覧にいれよう」と、ごまかしながら死体に近づいて回収。あった、青腕輪あったわあああああ。すかさず保険。あぶなかったわい!


そろそろ世間の皆様は、大人しそうな人、真面目そうな人だからと、安心感を抱くのはやめたほうが宜しいように思われる。
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2008年04月24日 (木) | 編集 |
■Marilyn Manson -The Nobodies


マンソン様の曲の中でも、好きな一曲。マンソン様の他のPVが、キモくてあかんかった人も、これならいける……はず。

おじさんは、なんだかんだ言って、こういう曲調に惹かれてしまうという体たらくで、コアなファンから、軟弱なやつと罵られてしまうかもしれません。申し訳ないです。ああん。

歌詞は、こちら(英語サイトです)

いろいろ探したところ、「ねこのようにものぐさな雑記」さんで、この曲の考察をされていたので紹介します。素晴らしい内容ですので、ご一読を。

先様で書かれている、

この曲で興味深いのは、発表されている歌詞と歌われている歌詞がどうも違う、という点だ。

さきほど引用したように、インナーに印刷された歌詞は、

"We are the nobodies"

なのだが、どうしても、

"Fear the nobodies"

と言っているように聞える。

(中略)

そう考えると、少し、「nobody」たちに冷たいような感じもするのだが、これは有名になりたくて(?)、あるいは最後の手段として犯罪を起こす少年たちに向けられた曲ではなく社会やマスコミに向けられたものだから、まさに、「恐れよ」と言っているのだと思う。

「名もない人間たち(つまりそれぞれの大人の周囲にいる少年たち)にもっと目を向けよ」

と。



というくだりに、同感+納得。ぼくも、以前から、"We are the nobodies"に聞こえないな、と思っていました。みなさんには、どう聞こえますか?

この曲が訴えていることは、決して遠いアメリカの、他人事の話ではないように思います。切ないね。
2008年04月24日 (木) | 編集 |
以前に、紹介した動画の整理用。

■Marilyn Manson - Long Hard Road Out of Hell


なんという、キモカッコよさ。終盤に出てくる、ハゲのおっさんがたまらなく好き。

■Marilyn Manson - This Is The New Shit


おそるべき、アホさ加減。PVを見ながら堪えきれず、腹抱えて笑い転げたのを覚えております。
2008年04月23日 (水) | 編集 |
くり返すことができる
あやまちをくり返すことができる
くり返すことができる
後悔をくり返すことができる
だがくり返すことはできない
人の命をくり返すことはできない
けれどくり返さねばならない
人の命は大事だとくり返さねばならない
命はくり返せないとくり返さねばならない

私たちはくり返すことができる
他人の死なら
私たちはくり返すことはできない
自分の死を

──『くり返す』 谷川俊太郎


母方の祖母が亡くなりました。95歳でした。

入院した一週間、ずっと意識不明だった祖母。危篤だと連絡を受けた、ぼくの母が病室に駆けつけ、手を握った、そのときだけ意識を取り戻し、

「来たのかい。家族で力をあわせて幸せになるんだよ。頑張らねばならないよ」

と言って笑い、意識を失い、もう目を覚ますことはなかったそうです。

おばあちゃん、ありがとう。
がんばるよ。
2008年04月12日 (土) | 編集 |
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する、月周回衛星「かぐや」から、こんな写真が届いたそうな。

満地球の出。


JAXAのプレスリリースによると、以下の通り。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日本放送協会(NHK)は、平成20年4月6日(日本時間、以下同様)に高度約100kmの月周回観測軌道上の月周回衛星「かぐや(SELENE)」からハイビジョンカメラ(HDTV)による「満地球の出」(注)の動画撮影に成功しました。


 月面越しに地球が昇っていく「地球の出」は、アポロ計画で初めて撮影されました。「かぐや(SELENE)」で平成19年11月7日に撮影した「地球の出」は満地球(全面が青く輝いて円く見える地球のこと)ではなく、少し欠けた地球でした。今回は、この「満地球の出」※1を約38万km隔てた遠い宇宙からハイビジョン撮影したもので、これは世界で初めてです。なお、「かぐや」からハイビジョンカメラにより満地球を撮影できるタイミングは、月、地球、太陽と「かぐや」の軌道が一直線という位置関係に並ぶ年に2回しかない貴重なものです。



とのこと。画像は、元のままだとサイズが大きすぎてアップロードできないので、1024幅に変更したものです。

ぼくは、この画像をパソコンの壁紙に設定して、日々うっとりしています。ぜひ一度、元サイズで見てください。

JAXAのサイトには、上の画像の他にも、月面への地球の出、地球の入りの動画(!)などもあり、飽きません。

宇宙航空研究開発機構(JAXA) http://www.jaxa.jp/

かぐや画像ギャラリー http://wms.selene.jaxa.jp/

宇宙空間に浮かぶ地球。ぽつりと。
2008年04月12日 (土) | 編集 |
どうやら、今年のUO桜祭り(勝手に命名)は、マジンシアで開催されることになったらしい。

マジンシアは、悪魔侵攻によって灰燼と帰した街だ。花見だ、復興だと言う話が出てくるのは、どうも釈然としない。まだ早いように思えてならない。

わたくしがGMなら、次のようなイベントを行って、プレイヤーを試してみたい。

------------------------------------

銀行前に人だかりが出来ていた。桜の精が現れたというのだ。

「どうか力を貸してください! 仲間達が、毛虫に襲われています! 大切な葉を食べられてしまう!」

プレイヤーがマジンシアに移動する。一面に虫が蠢いている。さっそく、倒そうと張り切るプレイヤーたち。だが、虫の中には、羽化する前の花の妖精が混じっている。

妖精は、桜の樹の親友である。どうか、妖精は殺さないで欲しい、助けて欲しいと桜の精は懇願する。よくよく注意して、害虫と幼虫状態の妖精を区別しなければならない。

ちゃんと確認すれば、「害虫」「幼虫状態の妖精」のように(英語名)分かるようにしておく。妖精は、でかいスライムロードの仕様を利用して、見つけたら保護のためにパラライズかけると、黄色く名前が変わる……とでもすると良いだろう。

虫はあまり強くなくていい。つまり、大多数の害虫の中に、少数の助けなければならない存在を紛れ込ませておく。何も考えずに、WWAぶちかまして悦にいる阿呆侍や、ろくにペットもコントロールできない無能テイマーを牽制する目的がある。

周囲は全部敵で、やたらと強いボスモンスターが出てきて、ボスを倒せば成功、倒せなければ失敗という、何のためらいも、何の気配りもいらない、阿呆であることを称賛するかのごときイベントは、つまらないからやめたほうがいい。

ここで、プレイヤーが慎重な自制を発揮して、見事、害虫のみを駆除することができたなら、わたくしも意固地なことは言わずに、心から街の復興を喜び、その先駆けとなるであろう桜を愛でることにしたい。

が、恐らくは、そうはならない。

人の話をまともに聞かない阿呆どもが群がり寄せてきて、「なんのアイテム出るのかな。いっぱい殺そうぜ」と、侍はおかまいなしにWWAぶちかまし、テイマーはドラが自動で戦いだすのをいいことに、画面をみずにルートに夢中。

一部プレイヤーが「妖精は殺さないで!」と注意を喚起してまわるのも虚しく、妖精は皆殺し。そのうえ、「なんだよ、こいつら、何も持ってねえじゃん。つまんねーイベントだな!」と、阿呆が聞こえよがしに喚くのだ。

桜の精は、「ああっ! なんてこと! ……なんてこと……」と、絶望して、悲しみのあまりに命を絶つ。かくして、花見会場の真ん中に、枯れた桜の樹が一本。桜の樹の根元に、妖精の墓も作っておくと、さらに良い。もちろん、花見イベントが終わっても、このモニュメントは永久に設置する。

こうなったとしても、阿呆は何を感じることもなく、「最近のイベントは儲からないな」と、能天気にうそぶくであろう。

----------------------------------------------

という妄想。

選択を間違っても、失敗しても、最後はなんとなくハッピーエンドになり、おまけにアイテムまで貰えちゃいました、てへ☆ ……のような、頭を使わないお手盛りイベントは、もう沢山だ。

UOにはもっと、言い訳のきかない、後味の悪さが必要だし、それだって想い出の一つだと思うのだ。
2008年04月11日 (金) | 編集 |
わたくし、すっかり掘りプロの仲間入りをした。アイドルの事務所みたいだが、ちょっと違う。

鉱石を掘って掘って掘りまくった成果で、鉄の在庫が8万個を超えた。床が抜けそうな量。うひょひょひょ、と怪しい笑いが洩れる。

わたくしはFで採掘しているが、PKが怖いから、ガード圏内から出ることはあまりない。コーブの街中や、ブリテインの街北側に広がる山肌沿いに掘り進んでいる。

お気に入りのルートが出来上がり、日に何度か廻るようになって、おかしな掘られ方をしている場所があることに気がついた。

とくに、ブリテインの山肌沿いに多い。鉱石が掘りつくされている場所に当たってしまい、ああ、先客さんが掘ったのか、じゃあ、この周囲は全滅かな、と思い、試しに隣を掘ってみると、鉱石が取れる。さらに隣に移動すると、掘れる。しかし、そのまた隣は掘れない。

可、可、不可、可、可、可、不可──のような具合で、飛び飛びに掘られている。高級鉱石が出るのかしらと、埋蔵量が回復した頃に掘ってみても、鉄しか出ない。ところが、時間がたつと、また同じ場所が掘りつくされている。なんだろうなあと思っていた。

最近、理由が分かった。掘っている現場を目撃したのだ。

採掘場で、他の堀り師とかちあうことは珍しくない。画面の中に名前が見えると、互いに身構えて動きが止まったり、気の早い人になるとリコール(移動呪文。ドラクエでいうルーラ)を唱えて逃げていったりする。

が、「その人」は、わたくしが近づこうが挨拶しようが、反応なく黙々と掘っている。やがて、鉱石を掘りつくしたと見えて、リコールを唱えた。3マス先に現れた。そこを掘りつくすと、リコールを唱え、6マス戻った場所に現れた。

歩けば問題ない距離を、魔法で移動する人。しかも、その一度だけではなく、数回、同じ場所で会った。

あああああ、貴様ああ、掘りBOTだな!

攻撃してやろうかと迷うが、ここはガード圏内。ガード(警察官のようなNPC)呼ばれたら、制裁喰らって返り討ちだ。手が出せない。悔しい。

腹立ちまぎれに、ガード圏内で掘りやがって、このヘタレ! と罵って家に帰る。自分もガード圏内で掘っていたことは、都合よく失念しておく。

こういう時のために、盗賊キャラ作っておけばよかったと悔やんだが、あとの祭りだ。今から育て始めたところで、気力が続くはずないのは眼に見えているので、やらない。ガードマクロが入っているか確かめるために、返り討ち覚悟で攻撃してみようかしら。
2008年04月10日 (木) | 編集 |
ミクシイのニュースに、

お手軽に心霊写真を作ることができる「心霊写真変換」

というのがございました。何事かと見に行ってみると、こんなサイト。

http://labs.topicmaker.com/ghost_photography/

心霊サイトを運営してるぼくに、ぴったりなサービスですね。

さっそく、先日アップした「茨城 小川病院」で撮影した写真を何枚か変換してみましたよ。そしたら、あなた、あらあら!

いわゆる、本物の心霊スポットで撮影した写真だから、出来上がった写真も迫力が違うね! あかん、これはあかんでええええ! という強烈なオーラを放ってます。素敵。

心霊写真変換サービス

心霊写真変換サービス

心霊写真変換サービス


たまんねーな。笑
2008年04月09日 (水) | 編集 |
北斗の拳オンラインというゲームがあるらしい。調べてみると、4月17日からオープンベータテストが始まるそうな。

中学生の頃、夢中になって読んでいた北斗の拳。結局のところ、一人の女を大勢で奪い合う、愛に飢えた男たちが殺しあう話であり、三郷くるくるずも真っ青の展開だ。

中でも、お気に入りは、南斗鳳凰拳の使い手サウザー。

サウザー様の生き方ったら、あたかも、「こんなに苦しいなら、女など要らぬ! 結婚制度など古い!」と、叫んでおきながら、ちょっと気になる女性が現れると、「あの女と結婚したい! ああああ、俺はどうしたらいいんだっ」と、騒ぎ出す滝原豊後守のようであり、あああ、たまらない。大好き。

よし、これから滝原豊後守ではなく、性帝タキハラーと呼ぶことにしよう。

とりあえず、ID登録をすませてきた。運営会社が、悪名高いガンホーだといのが気になるところだ。怖いから、あえて事前に評判は調べないことにする。ああん、楽しみー(そして、がっかりーの予感)。
2008年04月06日 (日) | 編集 |
http://johnjohn.exblog.jp/8297169/

よんよん主催のイベントが計画されております。

人数が多いほうが楽しいですから、お時間のある方は、ご参加くださいませ。

詳細などは、URLから、よんよんのブログでご確認くださいまーし。

トラックバックは、こういうときに使うのだろうか? と思ったけど、いまだに、使い方の分からないトラックバック……。
2008年04月05日 (土) | 編集 |
わたくしは、バルク報奨屋を営んでいる。バルク証書を買ってきて、小口を連結させて仕上げ、ルニックツールや、てんぷら粉、服ブレス券を受け取る。その売り上げが、わたくしの主な収入源だ。

お店の場所は、エルフ転生クエストのマウル熊のそば。エルフ転生クエストのついでに、うちの店に立ち寄り、ルーンを持ち帰ってくださる方がいるらしく、たまにルーンが売れる。

おかげで、最近は固定客もつき、Hルニックやブロンズハンマーが、一日数個売れている。利益にして、20万から30万。一週間で150万から200万の利益が見込める。

のんびりやっているにしては、悪くない儲けだと思っている。

儲けたお金は、自分用のBルニックを使ったり、ブロンズハンマーや時に金ハンマーを使うお金に消える。

ベンダーを覗いてみると、売上金が500万を超えていた。聞くと、うりさんとじゅんじゅんが、ブロンズハンマーで斧やハンマーピックを作ったという。わたくしも、久しぶりにブロンズハンマーを叩いてみるかな。

最近は、対岸で使う悪魔特効のD斧が欲しい。当然、生半可な品では満足できず、
・悪魔特効
・マナリーチ
・速度30
のような性能が欲しい。が、この組み合わせが実現する可能性は、限りなく低い。

・マナリーチの出現率が1/20
・速度の出現率が1/20
・特効の出現率が1/20
 ただし、上位特効は、特効全体の1/50しか出現せず、上位特効は6種類ある
さあ、数学の得意な人、出現率を計算するのだ。

自分で作るより、ハンマー売り払った金で現物を買ったほうが早い気がするな。と思いつつも、夢を追うのだけども。パパのタゲをとりたいのはやまやまなのだが、悪魔D斧ができないんだから、しょうがないよね。じゅんじゅんに任せることにするよ。

店の在庫から、ブロンズハンマーを2本持ち出す。家に帰り、一気にD斧を打ち鍛えた。

どれどれ、どんなものが出来たかな? と、かばんを開いた。見よ、この輝く品々を。

D斧


あるべき物がそこにある確信が裏切られたときの衝撃は、いわく名状しがたい。言葉を失うというか、思考が止まる。この状態を説明しなくても理解できる人は、わたくしの心の友である。

D斧を作ろうとするとき、生産メニューから斧カテゴリーを選び、一覧の中からD斧を探し出してボタンを押す。ブロンズハンマーは35回のチャージがあるから、同じ動作を35回繰り返すことになるが、これでは煩雑だ。

そこで、普通は「前回と同じアイテムを作成する」ボタンを連打することになる。2ハンマー分、70チャージを連打して消費した。その結果が、かばん一杯にできた、プレート頭防具。

前回と同じアイテムを作成する、のだから、最初の一回は目的のアイテムを作らなければならない。わたくしの場合、D斧を作ろうとしてボタンをうまく押していなかったらしい。

バルク報奨屋であるわたくしは、そういえば前回、プレート鎧セットを仕上げてブロンズハンマーを貰った。最後に作ったのが、プレート頭パーツだった。ああああああ。

本日のUOはこれにて終了。溶かし袋に突っ込んで、布団を被って寝た。
2008年04月04日 (金) | 編集 |
社長のあほうが、年度末に取引先から大量に発注された仕事を、人員の許容量考えずに、そのまま全て請け負ってしまい、当然に年度内に捌ききれず、未だに走り回っている日々。契約の関係でやばいことになっとるらしく、顔色を土気色にした社長が、事務所で溜め息ついたり呻いたりして、雰囲気がたいへんに重苦しい。

だが、給料の多寡が忠誠心に直結するわたくしは、給料の安さに比例して忠誠心も薄いのであり、社長の憂悶など知ったこっちゃなく、事務所のお菓子とお茶を、無茶食いがぶ飲みして哄笑し、顰蹙をかっている。

そんなある日、やりくりに疲れ果てた社長が、ついに、抑えていた憤懣を爆発させて、
「なんで、お前達の生活を支えるために、俺がこんなに苦労しなきゃならんのだ」
と、叫びだし、空気が凍りついた。

が、社長の本心は、儲けて金持ちになりたい欲望が第一義で、社員は労働力を提供する道具にすぎないのであって、でなきゃ、なんで一番下っ端のわたくしがアルバイト君から、
「給料払ってもらえないんですけど、どうしたらいいですか」
と、相談を受けるのか。詳しく聞くと、そうとうに阿漕なシステムで交通費や諸手当払わないようにとぼけており、どのへんに生活を支える心意気があるのか、とくと説明したまへ。

などと常日頃思っているもので、社長の雄たけびにも皮肉な感想しか思い浮かばず、クレヨンしんちゃんのように、あらぬ方向を向いてにやりと笑ったら、部長にみとがめられて厭味を言われた。知らんがな。

やんなっちゃうわ。

帰宅すると、荷物が届いていた。プロバイダーからで、サイクロン式のコードレス掃除機だった。プロバイダーの利用金額に応じてもらえるポイントを貯めて、プレゼントに応募したのが、ようやく届いたのだった。

さっそく使ってみた。おうおう、思っていたより調子いいね。サイクロン式なので、ゴミが透明なカップの中で、ぐるぐる廻る。取れた量が一目で分かるし、なんだか面白いね。と思っていたのも、束の間。

大量の髪の毛が、超回転しているではないか。なに、この抜け毛の量は! 現実の姿を思い知らされて、とっても不愉快になる。こうなると、ゴミが見えるのも考えものだ。

o(`ω´*)oフン!!!

と、ばかりに掃除機を放り出して、読書に勤しむ。浅田次郎「憑神」を。

幕末の頃、御徒士(おかち。下級武士で、将軍の護衛、江戸城の警備などの任に当たった)の話。ひょんなことから、災いをもたらす神に憑かれることになってしまう。たかが人間の力では神に抗う術はないが、翻弄されつつも、懸命に生きる術を模索する主人公。

鳥羽伏見の戦いが起こり、幕軍はさんざんに負け、戦火は江戸にも及ぼうとしていた。主人公に憑いた厄神は、いよいよ人生の決算を迫る。

家。徳川譜代の家臣。武士。人。立場に縛られながら、この立場でしか為しえないこともある。束縛とみるか、舞台と見るか。限りある命をいかに使い輝かせるか、考え抜いた末の主人公の決断。なるほど、面白かった。

滅びの美学とか、ただの感傷だとか、文句のつけようはある。でも、どうせ皆、死ぬ。死で、なにもかも消えてなくなり、負けのようであっても、死に方によって勝ちを拾うこともあるはず。誰から見ても勝ちのまま人生を終えられる人は、そう多くないのだから、感傷という救いを残しておいて何が悪いのだろう。

わたくしも、負けて散り際には美しくなろうと心に誓った。と、ハナから負けを想定しているのが、美しくなかったのであった。
2008年04月01日 (火) | 編集 |
忙しいから放置、と書いたそばからブログ綴ったりしてますけども、見逃してくださいまし。

ストレス発散のために、連日、仕事帰りに本屋に立ち寄っています。タイトル買いしてたら、気がつくと50冊も増えちゃって、収納スペースがなくなりましたよ。

本棚の整理を敢行しました。だいぶ処分したはずの、軍事関係書物が、ゾロゾロ出てきて自分でも驚いてみたり。手に入りにくい貴重な本もあるけど、そめたんに、あげることにします。

おかげで本棚すっきり。また買い込むことができそうです。うひやひや!

三島由紀夫を、あらためて読み始めました。

中学生の頃、三島にはまった友人への対抗心で、三島を手に取ったのですが、当時はまるで意味が分かりませんでした。三島得意の、まわりくどい修辞に惑わされていたのですね。

あれから×年。歳を重ねて、文学の味わいが分かるようになったのか、面白く感じるようになって、あら不思議。

最初に読んだのは、「金閣寺」。ぼくは、捉われを脱することの難しさと、それを理解することの難しさと読みました。

人生を縛る金閣寺の幻影から逃れるために、金閣寺を燃やさなければならなかった主人公、溝口。溝口には、吃音がありました。

吃音を持つ不完全な自分に対比して、完璧な美を誇る金閣寺。金閣寺は、溝口の人生の要所に立ちはだかって、矮小さや醜さを、ことあるごとに思い知らせ、打ちのめすのです。金閣寺さえなければ、と憎しみを抱くようになりますが、同時に、金閣寺が邪魔するから俺がダメなのは仕方がない、という逃げ道をも作り出します。

みな、多かれ少なかれ、自分の欠点や捉われとは妥協、取引をして生きています。UOで言えば、金欠で装備が買えない悩みが、やがて、金があれば装備整えるのになあ、という言い訳に変化するように。なまじ金が入ると、装備を整えなければならない圧力が生まれるので、口では金が欲しいと言いつつ、本人はのんびりしています。いわば、欠点への依存です。

この「楽さ」は、逃げたことによる一時的なもので、問題は解決していないのですから、苦しさは増していきます。といって、人生を覆うほどの捉われは、断ち切るのは容易なことではありません。

まして、金閣寺のようなものに人生を絡めとられているとなれば、どうすればよいでしょうか。ここで、なぜ金閣寺なのか問うのは無意味です。それは、各人のこだわりが、根っこの部分で、他人に理解できないのと同じことだからです。

したがって、呪縛を打ち破ろうとした行動の果ての悲劇は、必死であればあるほど、他人からは理解できないものになるはずです。

ある人は金閣寺を燃やし、ある人は自衛隊基地に突撃して割腹し、ある人は「俺はうりに陥れられた。俺の評判を下げようと画策した、うりは悪魔に違いない」と言い、またある人は、誰でもいいから殺してみたかったと言うかもしれない。

被害をうける方にすれば迷惑千万に違いなく、理由を知りたいと思うのは当然の欲求でしょうが、聞いたところで、分かるはずがないだろうなという予感がします……。