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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2008年03月25日 (火) | 編集 |
ネカマ作戦というより、姫作戦だと指摘を受けた。なるほど、ネカマ姫作戦なのだね!

作戦暗号名は「春の目覚め」とする。各員が、最善を尽くして任務を果たすことを期待する。ヤヴォール、マイン・ゲネラルッ。と、恒例の脳内一人作戦会議が終了して、TWにログイン。

作戦の準備段階として、これから長時間を費やして人間観察を行うこととなる。獲物をひっかけたい衝動を抑えられずに、すぐに行動を開始するネカマは、二流だと言っていい。

ダメっ……! 慌てたら……露呈っ……! ばれるっ……本物の女性にはっ……!

ネカマの最大の敵は、本物の女性。女性の鋭いカンが、計画を崩壊させる。誰が本物女性かを見極めて、忌避せねばならない。

UOを6年、ROとTWを1年ずつ遊んできた経験で言えるのは、男は女性キャラでも平気で使う変態が少なくないのに対して、女性は女性キャラを好む割合が高い。メインで男キャラを使う女性は、あまり見ない。

まず、女性キャラ使いをマークする。ところが、このクラブ、マスターがリアル女性を求めて勧誘しまくったせいで、やたらと女性キャラが多い。クラブメンバー23人のうち、20人が女性キャラ。ティチ12人、ミラ7人、イスピン1人。なんちゅー、分かりやすいマスターの脳構造であろう。

となると、チャットのお喋りで判定するしかないが、難しい。ネット世界で、「~だわ」という喋り方をする女性は、まずいない。話し言葉ほど男女別の特徴が出ないし、文字では細かいニュアンスも読み取りづらい。

だが、「~ですぅ」という奇妙な丁寧語に出会ったら、使い手は間違いなく男と相場が決まっている。とくに、暇な時間はゲーム三昧、休日も家に篭ってゲーム、たまに友人と待ち合わせしてもアニメの放映時間と重なり、生アニメ鑑賞を優先して一時間遅刻したが、何の問題があるのだと言い放つような(実話)男が、「~ですよぉ」のようなキモ語を操る。

要警戒は、女性キャラを使い、ぶっきらぼうなくらいの口調で喋る人物。いかにも女性っぽい雰囲気の人物よりも、こういう人物のほうが本物の女性だったりする。無警戒だった分、ダメージがでかい。何のダメージなのかは知らないが。

かくして、ほぼ毎日のように、クラブチャットに顔を出して、丹念にチャットログを分析している。なんだかクラブが楽しいのは、思わぬ副産物というべきであろう。

少しずつ、男女の目星がついてきた中で、気になる人物がいる。ミラ使いで、「俺」という一人称を使う。が、言葉の端々に柔らかい印象が滲む。うまく表現できないが、どうも引っかかる。女性のような気がする。危険だ。

あるとき、マスターと、ミラ使いが一対一で話している場面があった。なんという幸い。狩りの手を休めて、ログに注視した。

「学生さん? 社会人?」
マスターが聞いた。
「学生><b」
ミラ使いが答えた。

「そうか、いいなぁ。俺なんか仕事忙しくてさぁ」
「そうなんだ、俺、毎日暇だよw」
「ああ、もう春休みか。大学生かな?」
「いやw」
「まじで? 高校生なの?」
「うーんw」
「なんだよ、秘密かw」
「俺、マスターが思ってるより若いですよ、たぶんw」
「え?」
「まあ、秘密でw」

ここで、ひとしきり、マスターの高校時代の思い出話が展開。「もう10年も前の話だけどね」と、マスターが言う。30歳前後の人物と判明。

「どう、高校生活は楽しい?」
と、マスターが訊ねると、ミラ使いは、「いやあ……」言葉を濁して、しばらく沈黙した。

「ん?」
「えーと、俺、まだw」
「え? もしかして中学生?」
「><b」
「まじかよ!」
「自分のこと俺って言うんで、勘違いもされますし」
「え? 何を?」
「性別w」
「は? えーと、女?」
「ご想像にお任せしますw」

ええええええ! と叫んだのは、マスターではなく、わたくし。女子中学生ですってえええええ!

たちまち当初の目的が吹っ飛んで、忌避するどころか、接近する術を探っているのは、男の性というべきであろうか。TW最高。
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