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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2007年12月30日 (日) | 編集 |
蛇変化殺法で、血エレパラゴンを撃破した。やった、やった。よし、この勢いを駆って、お次の敵はサキュバスだな!

眠っている人を襲う、夢魔の一種であるサキュバス。襲うといっても、死に至らしめるというよりも、えっちな夢を見せて精気を吸い取るという方面の襲撃であり、大変にハアハアな悪魔である。

人間の女の子が相手にしてくれないから、この際、悪魔でもいいや、テクニックすごそうだし、ハアハア。……などと、汚れた欲望を胸にサキュバスに会いに行ったわけではなく、蛇変化殺法がどこまで通用するかを試しに。

蛇変化殺法も万能ではない。UOには毒エレメンタルや、赤デーモン、黒閣下のように、毒に耐性のあるモンスターがいる。そういうヤツラには、いくら蛇になって噛み付いても、ちっとも毒が入らない。強制的に解毒魔法を使わせることが出来ないので、蛇変化殺法も無意味となる。

そーいう、わたくしの目論見を台無しにする無粋な輩への対処法は、あとで考えるとして、とりあえずは毒が効果を発揮するサキュバスを倒しておこう。純粋な戦術的欲求であると理解していただきたい。

よしゃあ、サキュバスいたぜええええ。やっべえ、いきなりパラゴンだぜええええ!

と、サキュバスパラゴンの足元に、どなた様かの死体が一体。その傍に、さんざん儲けたと思しき現金の山が3つ。他のゲームだと、お金はデータで、数字として処理されるものが多いが、UOではお金は一つのアイテム。きちんと重さがあり、どんな体力自慢でも、現金のままで大金を持ち歩くことは、重すぎて不可能。せいぜい、1万か2万gpを持てる程度にすぎない。

狩場に長くいて、たくさん稼いだら、重量いっぱいになるごとに街に帰るか、地面に置いておいて頃合を見て何度も運ぶ、仲間を呼ぶ、荷物を搭載できるペットを連れてくるか。

この場合は、あとでゆっくり運ぼうと考えていたのが、サキュバスに思わぬ不覚を取ったという状況であろう。

だが、地面にアイテムを置くのは危険である。邪な心の持ち主に見つかってしまえば、ちょっと一時的に置いてます、なんて言い訳は通用しない。仕様的にも、捨ててあるものと看做してよく、誰でも手をつけることができる。現実と違い、拾得物横領なんてことにはならないのである。わざとじゃなく、うっかり荷物を落としてしまっても同じこと。ブリタニアで生きるには注意が必要だ。

ざっと計算すると、地面に落ちている金は10万gpを超えていた。しこたま溜め込んだものよの。

さて、持ち主はいつ蘇生して戻ってくるであろうか? あまりに無用心だから、どれ、わたくしが確保しておいてやるとしよう。ほれ、このように、よいしょ、くす、15000gp持てたぜ。しかしながら、まだ8万gp近い金が地面でわたくしを誘う輝きを発している。

うぬ、もしかしたら、このまま持ち主は帰ってこないかもしれない? てことは、金が腐ってしまう? いけない、いけない、そんな勿体ないことは許されない。勿体ないお化けが出てくるかもしれないからである。よし、街に飛んで銀行に金を預けてこよう。

再度、現場に戻ると、おや、死体がない。どうやら、蘇生がすんで荷物回収したものと思われる。おまけに、さっき見たときよりも少し金が減っている。あちらも金が減っていることに気がついて、持てる分を銀行に運んだらしい。うぬ、残念。

まあせっかくだから、もう少し……。と、さらに15000gp持って、リコールで街に飛ぼうとした瞬間、画面の端からゴキと呼ばれる輸送用ペットにのった持ち主登場。慌てて金の回収に来たものと思われる。だが、まだサキュバスパラゴンは健在。容易に金に近づけない様子。

サキュバスがいるとは、これは剣呑。金を確保せねばなりませんなあ。わたくしは、ここぞとばかりにアイテム転送袋を使って、金を銀行に送る。金の魔力とは恐ろしいもので、すっかりいただく気満点。ケケケ。

「ちょっと! 取らないでください!」

と、怒り心頭の彼。

「はて、なんのことやら」

と、とぼけるわたし。

「返してください!」

「返しません」

「ふざけんなよ」

「ふざけてません」

「頑張って稼いだのに!」

「お疲れ様です」

と、不毛な言い合い。おまけに、

「名前とギルドタグ覚えたからな!」

と、吐き捨てられてしまい、ちょっぴり怖気づいた。まさか、また家に水樽が? お店を荒らされてしまったりするのであろうか? それはいやーん、困るー。

急に卑屈になって、「ごめんね、ごめんね、お金は返さないけど許してね」と呟きながら、リコール・アウト。ふー、やれやれ、3万gp儲けた。

だが、当初の目的は、すっかり見失ってサキュバス倒すの忘れてた。おまけに、AABCDのギルドタグは、さえぷー帝国のものであった。ま、いっか……。
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