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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2007年09月06日 (木) | 編集 |
ミクシイ日記に書いたとおり、部屋に、でかい蜘蛛が出没致し候。

パソコンしてて、目の端に何か動いた気がしたから、ふと真横の壁に視線を移すと、体長というか、脚長というか、20センチほどの茶色い蜘蛛がいるじゃありませんこと。

げっ。驚きで息が止まったよね。

じっと睨みあった数瞬の後、蜘蛛は恐るべき速さで脚を動かして走り去っていきました。なんじゃ、あれはああああ! でけえええ! 気持ちわりいいい!

蜘蛛は益虫。いやーな害虫を食べてくれるのです。殺虫剤で殺しちゃうのは簡単だけど、しのびないのです。といって、「元気で暮らせよ、はははは!」と笑ってられるほど、おおらかでもなく。寝てるところに落ちてきたらいやだなあと怯えつつ、眠りについたのが一昨日の話。

そして昨日。夕飯を食うべく立ち上がった時に、目の高さの壁にまた巨大蜘蛛が。うおー、現れやがったな!

小さい蜘蛛ならつかんで逃がすこともできるけど、これは無理! こんなキモイの、あたし触れなぃから! 超無理! あたし乙女だし! 超こわいし! 超オカマっぽく超身体をくねらせて、どうするか超思考。窓を開けてホウキで追い出すことにした。超最高。

「さあさあ、蜘蛛さん窓を開けましたよ。どうぞ、出て行ってくださいまし」

口に出して呟く、おっさん×歳。ホウキで蜘蛛の尻をツンツンつつくと、跳んだね。うっかり、スパイダーマンの親戚だということを忘れていたよ。見事な跳躍力で、壁から飛躍。ぼくの足元に。

「ぎゃあああああああああああああ!」

窓を全開してるので近所中に響き渡る雄たけび。千葉市在住の皆様、昨晩午後7時過ぎに、男の悲鳴を耳にしていたら、それはぼくです。あなたの家のそばに、ぼくは住んでおります。

ちっとも害意はなく、窓の方向に誘導して逃がしてあげようという心意気も、虫には通じない。蜘蛛は物陰、物陰へと移動したがる。パソコンやテレビの裏、積み上げた本の裏、エッチビデオ山の裏、裏から裏へと逃げる蜘蛛。まるで、ぼくの人生のそのままで、ちょっと泣いた。

もう、いいから。裏街道はいいから、日の当たる場所に出ましょう、怖がらずに心を開放するのです。神はいつでも貴方を見守っています。祝福しています。さあ、さあ。

パンツいっちょう姿で、滂沱の涙を流しながらホウキを振り回す男の姿が、外から丸見え。時折、ヒィ、ギャア、と悲鳴を発するのも、不気味さをいやますというもの。気がつくと、向かい側のマンションのベランダから、こちらを伺う人影があるが、こちとら、人目を気にしてる場合じゃねーんでさ!

部屋中、蜘蛛を追い回した甲斐あって、ようやく、窓まであと数センチ。ほれほれ、ほれほれ、ホウキで追い立てる。名残惜しそうに佇む蜘蛛さんであったが、観念したかのように、窓から外へ。間髪いれずにサッシを閉めて、長かった戦いの終了。

時計を見ると、8時をとっくに過ぎていた。1時間も戦っていたのか。疲れて床にへたりこむぼくの身体に、まとわりつく何かの感触。

なんだこれ、と指でさぐると、どうやら蜘蛛の糸。蜘蛛さんときたら、糸を撒き散らしながら逃げ回っていたらしく、部屋中が糸だらけ。いやんいやん……。
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