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捕獲されました。年貢の納め時というやつ。
2006年06月20日 (火) | 編集 |
ワールドカップ観戦で、他のことが何も手につかぬ。日本は残念な試合運びであったなあ、不甲斐無きプレーの数々を思い出しては、仕事中に魂を宙空に彷徨わせている。

ボーッとしてんじゃねえコラー、という怒鳴り声でハッと我に返る、そんな日常。

サッカーといえば、先日、書店で購ったスポーツ雑誌「ナンバー」に、中田英寿に関する、こんな記事が載っていた。

中田に足りないもの、それは“自己犠牲”ではないだろうか。頭の良すぎる人はときに教師に向かないように、中田は自分の基準を相手に押し付ける傾向がある。仲間の気持ちなって考え、我慢して行動する懐の深さがない。思いやりがないから、仲間を守ろうとする気持ちもない。

それを象徴するシーンが5月30日のドイツとの親善試合であった。

前半35分、加地亮がシュバインシュタイガーの汚いバックチャージを受け、ピッチにうずくまった。もし、日本に真のリーダーがいれば、真っ先にシュバインシュタイガーに詰め寄り、猛烈に抗議しただろう。元ブラジル代表のドゥンガのような闘将なら、「次はオマエを狙うぞ」と恫喝したはずだ。ジダンだって、ベッカムだって、仲間がやられれば自分のことのように激怒する。

しかし、日本代表の選手は誰もシュバインシュタイガーのもとに行かなかった。中田も例外ではない。加地がうずくまっているというのに、そのとき中田は中澤にボールの出し方の指示をしていたのである。

(文=木崎伸也)


他人の意見にすぐさま影響されるわたくしは、日本代表には真のリーダーがいない、か。なるほどなあ、と思ったのである。

自己犠牲。ふむう。考えて、中田と並んで、もう一人、責任をとるべきプレイヤーがいることに気がつく。

日本代表キャプテン宮本恒靖。

高さで負け、相手との当たりで負け、得意のはずのラインコントロールも、DFラインの裏を通されまくり、クロアチア戦ではPKを与えた。何一つ良いところの出せない散々な彼。外国紙の評価では、「国際レベルに達していない」と、こっぴどくこき下ろされているそうな。

評判が地に堕ちた彼にも、名誉挽回のチャンスがあった。自己犠牲の発露である。

宮本と同じく、厳しい非難を受けている選手がFW柳沢敦である。キーパーと一対一でシュートを打たず、フリーでボールを貰っても枠に飛ばず、たまに枠に飛んだかと思うと、相手キーパーへのふんわりパス。以前からの「使えない」評価を、見事に証明して見せた偽FW。

かくなる上は、宮本は柳沢を呼び出し、
「ヤナギよ。腹を切れ。俺も後から行く。介錯仕るゆえ見事に果てよ。日本代表のためである」
と、柳沢の切腹を見届けた後で、己も腹かっさばいて詫びるべきではなかろうか。

日本代表メンバーは、その峻烈な最期に感動し、全員が頭を剃って喪章をつけ、殺気立ち血走った目でブラジル戦に挑むのである。

さらに、FWはシュートを外したら、懐に忍ばせた守り刀で、直ちに立ち腹を切る(注・立ったまま切腹すること)。DFも、敵FWを止められなかったら、やはり立ち腹を切る。サントスはとりあえず、試合開始のホイッスルと同時に腹切っとけ。

次々に人数を減らす日本代表。ピッチに立つ最後の一人となったキーパー川口は、ブラジル怒涛の全員攻撃をスーパーセーブでしのいでいたが、神通力の途切れた後半38分。ついにゴールを割られて切腹。ジーコ監督の腕の中で、「パーフェクト……」と呟いて息絶える。

ワールドカップ終了後、日本に戻ったジーコ監督は、皇居にて今上天皇に拝謁を賜り、
「皆の最期を教えてくれ」
との下問に、
「それよりも、皆がどう生きたのかをお話しましょう」
と、答えるのである。タイトルは「ラスト・サムライ・ブルー」。

かような気概を持って試合に臨めば、さしものブラジルも、日本代表のクレイジーぶりに恐れを抱き、動きが鈍るやもしれぬ。

そこに、ジーコ監督の「俺に恥をかかせたら、どうなるか分かっているだろうな!」という殺気をこめた視線が、ブラジル代表の一挙手一投足を監視していれば、あるいは日本代表に勝利が転がり込むかもしれぬではないか!(ないけど)

という妄想で日がな一日暮らしておる、わたくし。UOは、いまだにメインアカウントに課金してませぬ。7月5日までに課金しないと、ギルドハウスが没収の憂き目に会うという次第。涙がとまりませぬ。

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